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コンサート動員力 1位は東方神起、女性は安室奈美恵

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2018年度の「コンサート動員力ランキング」の1位は東方神起の128万人、2位はB'z の108万人、3位は嵐の89万人と続く。4位の安室奈美恵は、女性アーティストそしてソロアーティストとしても18年のトップ。9月16日をもって芸能界を引退した彼女は、ラストイヤーをライブに捧げた。

CDセールスとは対照的に成長を続けるコンサート市場。18年上半期の動員数は約2084万人と、前年同期と比べて約5%の伸びを見せている(コンサートプロモーターズ協会調べ)。日経エンタテインメント!では、既に18年に行われたコンサートと、年末までのスケジュールが発表済みのもの(10月上旬時点)の会場収容人数を合計し、各アーティストの「年間コンサート動員力」を算出、ランキングにした(詳しい調査基準は文末の囲みを参照)。

コンサートの公演会場の規模から割り出した「動員力」は公式発表の「動員数」と一致するものではないが、アーティストの集客力を測るバロメーターとなる。ライブエンタテイメントの重要性が年々増している音楽業界で、今どのアーティストが人気を集めているのかを見ていこう。

史上初の日産3デイズ

18年にトップに輝いたのは、東方神起の128万人。17年活動を再開した2人が、13年のこの調査開始以来初の1位となった。17年11月から18年1月まで再始動ツアー「Begin Again」を行い、6月にはその延長戦となる横浜・日産スタジアム公演を前人未到の3日間開催。9月にリリースした4年ぶりのオリジナルアルバム『TOMORROW』を引っ提げ、全国8カ所24公演のアリーナツアーを回り、12月からは年始にかけて東阪でのドームツアーを開催中だ。

2位はB'zの108万人。18年9月にデビュー30周年を迎えた彼らは、17年12月から始まった20thアルバム『DINOSAUR』のリリースツアーを2月まで開催。最終日の京セラドーム大阪公演で、ベスト盤のようなセットリストで行う「Pleasureツアー」を、5年ぶりに開催すると発表。7月から全国のアリーナやドーム、スタジアムなど全国12カ所23公演を行い、9月22日の味の素スタジアムでファイナルを迎えた。

3位は、19年にデビュー20周年を迎える嵐。13年の調査開始以来、常にトップ5に名を連ねている唯一のアーティストだ。自身が持つ記録を更新する、7年連続の5大ドームツアー(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)を今年も開催する。なお今回のツアー「5×20」は嵐史上、最大規模になるとアナウンスされている。現状11月16日の札幌ドーム公演を皮切りに、19年1月13日の京セラドーム大阪までの18公演が発表されているが、追加公演もありそうだ。

4位は安室奈美恵。女性アーティスト、そしてソロアーティストとしても18年トップは彼女だった。今年9月16日をもって芸能界を引退した彼女は、ラストイヤーはライブに注力した。2月から6月にかけて5大ドームツアー17公演を開催。調査対象外だが、その間にはアジアツアーも敢行。セットリストは、ベストアルバム『Finally』と、ファンからの楽曲投票で構成した。

5位は、初めてトップ5入りを果たしたKis-My-Ft2。4月に発売した7thアルバム『Yummy!!』を引っ提げて2年ぶりとなるドームツアーを5月から7月にかけて開催。12月からは東京と大阪でドーム公演を行っており、冬にドームツアーを行うのは5年ぶりとなる

TOP10はドームツアー級

トップ10には、グループやユニットが多く並ぶなか、ソロアーティストで安室に続いたのは、4年ぶりにトップ10に返り咲いた7位の福山雅治。1月から半年間にわたり全国アリーナ&ドームツアー計30公演を開催。年末には毎年恒例のパシフィコ横浜でのライブツアー7公演が控える。

今年トップ10入りしたアーティストの動員力はおよそ60万人以上。昨年は48万人でランクインできたことを考えると、上位陣の動員力が伸びていることが分かる。10位までにランクインしたアーティストはみな、ドームツアーを開催しており、東方神起やB'z 、Kis-My-Ft2、福山雅治、AAA(9位)に関しては、アリーナツアーも精力的に行っている。コンサート市場の統計調査を行ってきた、ぴあ総研・笹井裕子氏は、「近年、ドーム会場は奪い合いとなっており、ドームクラスのアーティストでもアリーナ会場を使わざるをえない状況が年々高まっている」と指摘する。

男女共にグループが優勢

ランキング全体を見ても、グループのアーティストが強さを見せ、トップ50のうち男女合わせて27組と半数以上を占めた。ボーイズグループの中で高い動員力を示したのは9組が入ったジャニーズ勢。嵐、Kis-My-Ft2に続いたのは、6位の関ジャニ∞。現在は年内での脱退を発表している渋谷すばるを除く6人での5大ドームツアーを開催中。8位のHey!Say!JUMPは、9月から全国アリーナツアー&4大ドームツアーを行っている。

今年ジャニーズから4年ぶりにデビューを果たし、25位に初ランクインしたのがKing & Prince。デビューシングルを60万枚売り上げた彼らは、8月から9月にかけて、1日2公演を挟みながら全国5カ所のアリーナで21公演を開催した。

K-POP勢からもボーイズグループが6組入った。東方神起に続いたのは、19位のBTS(防弾少年団)で、自身の最高位を更新した。18年5月に韓国でリリースしたアルバムが、米ビルボード・アルバムチャートで1位を獲得。K-POP史上初の快挙を成し遂げた彼らは、11月からは初のドームツアーで東京、大阪、名古屋、福岡を回る。

今年日本デビューを飾り、初めてランクインしたのが、SEVENTEEN(44位)。彼らは日本のレコード会社と契約していないため、大きなプロモーション活動は行わなかったが、10代を中心に人気を集め、アリーナツアーを春と秋に開催した。

一方、ガールズグループで、17年に引き続きトップになったのは11位の乃木坂46。7月6日から8日の3日間行われた6度目のバースデーライブは、明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場の2会場を同時使用する、前代未聞のものとなった。それに続いたのは20位のももいろクローバーZ。結成10周年となる18年は1月に有安杏果が卒業したものの、5月には4人で初の東京ドーム公演を2デイズ行った。28位にはAqoursもランクイン。アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場するスクールアイドルの声優たちによるユニットで、11月には初の東京ドーム公演を2日間行った。

また、K-POPでも動員力を高める女性グループが登場。17年日本デビューし、『NHK紅白歌合戦』に初出場したTWICEが50位にランクイン。14年にトップ50入りした少女時代以来のK-POP女性アーティストとなった。また50位圏外ではあるが、BLACKPINKも12月に京セラドーム大阪公演を開催するなど、再燃する韓流ブームの広がりを感じさせる結果となった。

バンドは中堅がドーム進出

世代交代が進んでいるという点ではバンド勢は比較的堅調だ。ベテランを脅かす、デビューから10年強の中堅アーティストがドームに進出を果たしている。ONE OK ROCK(16位)は4大ドームツアー、back number(24位)は3大ドームツアーと、初のドーム公演を行い、B'zに続いた。「ワールドツアーを頻繁に行うONE OK ROCKと、泣きメロで女性ファンも多いback numberという、強い個性が彼らをドームにまで押し上げた」(笹井氏)と分析する。

一方、若い世代の台頭が遅れているのはソロアーティストたちだ。女性ソロアーティストでは、1998年のデビューから20年を迎えた浜崎あゆみ(39位)、椎名林檎(46位)、宇多田ヒカル(47位)の3人の歌姫がそれぞれ積極的にツアーを開催。他にランクインしたのは、アニソン界のクイーンとして君臨し続ける水樹奈々(38位)や、ベテランの松任谷由実(45位)。キャリアが一番短いアーティストは、07年デビューの西野カナ(40位)となる。

男性の場合は、ボーイズグループに所属しながらソロでも活動するアーティストの初ランクインが続いた。AAAのNissy(29位)こと、西島隆弘がアリーナツアーに加え、東京と大阪で初のドーム公演を実施。三代目J Soul Brothersの登坂広臣(26位)と今市隆二(34位)も、初の全国アリーアツアーを開催している。しかし、"ソロ専業"のアーティストは小田和正(13位)などベテラン勢のみという結果になっている。

調査基準
●2018年1月1日~12月31日までの、主要アーティストの単独公演をピックアップ。各会場のチケットが完売したと仮定し、弊誌が設定した収容人数を合計して、「コンサート動員力」とした。
●上記期間に開かれる有料の国内単独歌唱公演が対象。複数アーティストが出演する公演(ゲスト・前座は除く)やフェス、握手会、学園祭などは対象外とした。
●歌唱がメインのファンクラブイベント(有料)はカウントする。
●「めざましライブ」のようなパスポート付のコンサートはカウントの対象としない。
●台風などでキャンセルとなった公演はカウントから外した。
●10月中旬時点で公式発表されていない公演は含まない。

(ライター 中桐基善)

[日経エンタテインメント! 2018年12月号の記事を再構成]

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