ウーマン・オブ・ザ・イヤー、大賞に中村朱美さん2019全受賞者を発表

日経ウーマンオンライン

2018/11/30

■再出発サポート賞

川口加奈(かわぐち・かな)さん(27歳)NPO法人Homedoor 理事長

14歳からホームレス支援活動を始め、19歳でNPO法人を立ち上げ、理事長に。
長年の夢だった自立支援施設が2018年に完成!

14歳で炊き出しのボランティアに参加。以後、13年にわたりホームレス支援活動に携わる。19歳でNPO法人Homedoorを設立。21歳のとき、シェアサイクルビジネス「HUBchari(ハブチャリ)」を始め、ホームレス状態の人の就労支援活動の柱とする。以後、ホームレス状態の人にお弁当を配る夜回り活動「ホムパト」やシェルター設置など、ホームレス支援活動の内容を充実させる。2018年には大阪市北区の5階建てのビルを借り、包括的な自立支援ができる「アンドセンター」を設立。17歳から思い描いていた夢をかなえた。

■新・事業承継モデル賞

丹後佳代(たんご・かよ)さん(38歳) 丹後 取締役

廃業する今治の老舗タオル会社を事業承継。
知識も顧客もゼロからブランドを立ち上げて黒字に

故郷の愛媛県今治市で、歴史あるタオル会社が後継者不足のために廃業しようとしていると知り、親族でもなく、異業種からの参入で未経験な上に、取引先もゼロという状況ながら、同郷の夫とともに3年前に事業を承継。直後の半年間は受注ゼロという逆境を乗り越えて、自信を持って売れる高品質のタオルを開発。イベントやSNSなどを利用してブランドイメージを演出して徐々に顧客を増やし、黒字化にこぎつけた。新卒採用も始めており、「若者が戻りたい今治」を目指している。

■世界の子供を守る賞

村田早耶香(むらた・さやか)さん(37歳) NPO法人かものはしプロジェクト 共同代表

カンボジアで「子供が売られる」問題が改善
次はインドでも同様の課題に、2020年を目標として取り組む

カンボジアで16年間にわたり、子供が売春宿に売られる問題の解決に向けて取り組んできたNPO法人かものはしプロジェクト。この組織を大学生のときに仲間と立ち上げた村田さんは、現地で困難な状況に直面しても「子供が売られてはいけない」という信念を貫いた。2018年4月からは、この問題がより深刻なインドに経営資源を集中させて、被害女性の社会復帰支援や、新法成立のために活動する。村田さんらが伝える思いに賛同するサポーター会員は、6995人(18年3月末時点)に。

■ブレイクドラマ制作賞

貴島彩理(きじま・さり)さん(28歳) テレビ朝日 総合編成局 ドラマ制作部

自身の体験から着想したドラマ『おっさんずラブ』が大ヒット!
放送終了後も話題を提供し続ける

今年大ヒットした2018年4~6月期の土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)のプロデューサー。同作は自身の体験から着想した完全オリジナル作品。男性同士の恋愛を王道のラブストーリーとして描き、「人を好きになることの純粋さ」を伝えたことで、多くの視聴者の心をつかんだ。主演の田中圭さんのブレイクや公式グッズのヒット、18年「新語・流行語大賞」ノミネートなど、話題が絶えない。

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