海外人気ブランド文具 仕事に使えてカラフル&ポップ
スタイリッシュなデザインに色鮮やかな配色。海外のアイテムはハイセンスで個性的なものが多く、見ているだけで心がワクワクしますよね。今回は人気の海外ステーショナリーの中から、思わず欲しくなる厳選アイテムをセレクトしました。
カラフルな色合いにポップなデザインの文房具を見ると、思わずきゅんとしてしまうことはありませんか? 文化やライフスタイルの違いから、海外製のものはデザインやディテールに強いこだわりを感じるものが多い印象です。コスメやインテリア雑貨など、海外ブランドのものをお使いの方も多いかと思いますが、実は文具も人気の海外ブランドがあるんです。今回は数多くのブランドの中から、こだわりのアイテムをご紹介します。
パリ発のステーショナリーブランドが日本上陸
トラをモチーフにしたマークが印象的な「PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)」は、パリを拠点に2011年から展開している人気のプロダクトブランドです。2017年に世界で2号目となる店舗が、東京・日本橋浜町にオープンしました。
「PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)」は、ペーパープロダクトやステーショナリーが多いのが特徴です。手帳のクオバディスとのコラボレーションも行っており、店頭で見かけた方も多いのではないでしょうか?
ビジネスシーンで使いやすいのは、ポケットサイズのリポーターノートです。写真左から「REPORTER NOTEBOOK THE ENIGMA」、「REPORTER NOTEBOOK THE CODEX」、「REPORTER NOTEBOOK THE PATCHWORK」値段は各1050円(税抜)です。
表紙だけではなく、裏表紙にも洗練されたデザインが光り、モダンなカラーと幾何学のパターンが美しくデザインされています。
リポーターノートはA6サイズで128ページ使えます。中紙は色がクリームと白の2種類。100%リサイクル用紙でできていて、シャープペンや鉛筆で書くとカリカリとした書き味を楽しめます。
フォーマットは、表面が5mm罫線で、裏面は無地になっています。縦に罫線が入っているので、TODOリストや日付を書くなど、ちょっとした工夫でノートをさらに活用できます。
ノートは、サイズや種類がとても豊富。「NOTEBOOK A6 THE 3 URBANS」は3冊のノートセットで、値段は1750円(税抜)です。
クリップを外すとノートが3冊に分かれます。表紙のデザインがどれも特徴的です。
1年に2回、新しいデザインのノートがリリースされています。在庫はなくなり次第販売終了となるので、気に入った表紙があれば早めに購入するのがおすすめです。
ポケットサイズノートブックは各ノートA6サイズで48ページ使えます。ノートのフォーマットはドット・罫線・無地の3種類。コンパクトサイズなので移動や持ち運びにとても便利です。
ブロックメモの代名詞ロディアの限定ノート
ロディアは1934年に創設されたフランスの文房具ブランドです。メモパッドやノートブック、ダイアリーといった紙製品を中心展開していますが、中でも有名なのはオレンジの表紙にロゴが付いた「ブロックロディア」と呼ばれるブロックメモです。
ロディアは罫線が紫色で5mm方眼が特徴ですが、ブランド史上初のオレンジ色の罫線を採用したヴィンテージ調の限定コレクションが「ヘリテージ・コレクション」です。3つの綴じ方と4つのパターンで展開されていますが、その中から「COLLECTION HERITAGE ブロックロディア No.16 方眼」をご紹介します。
表紙の素材にはオランダの自社工場で製紙した水彩紙「ラフフィールカバー」が使用されています。ヴィンテージを感じさせるディテールの中にも時代の新しさを感じられる独創的デザインが特徴です。カラーはブラック・アイボリーの2色で、サイズはA5。値段は各700円(税抜)です。
表紙には360°折り返し可能な3本の折線が入っており、折り返すとブロックメモになります。芯が表面に出ない安全加工によってホチキス留め製本されているのも特徴です。
ロディア初のオレンジ罫線。罫線は5mm方眼でアイディアやメモを自由に書き込むことができます。ページごとに切り取り線が入っているので、ノートを相手に渡したい場合などは簡単に切り取って相手に渡すことができます。
デスクを彩るおしゃれなデザインペン「スタビロ」
白鳥のマークでおなじみの「スタビロ」は1856年にドイツで鉛筆メーカーとして創業されました。以来、世界で初めて蛍光ペンを開発するなど、商品は世界中の人々に愛用されています。
「スタビロ」は、書き心地だけではなく見た目やディテールにこだわったデザインが特徴です。海外の感性が光る、ポップで可愛らしいフォルムです。
「pointball(ポイントボール)」は79%再利用されたプラスチックで製造されたボールペン。なめらかな書き味の油性インクで、滑りにくいグリップを採用しています。ペンの太さは0.5mm、カラーは全6色で値段は各250円(税抜)。
「スタビロ」の蛍光マーカーはかわいらしい形が印象的です。人気の形は「BOSS」シリーズ。定番の「BOSS ORIGINAL」シリーズに、新しくパステルカラーの「BOSS ORIGINAL Pastel」が登場しました。値段は各200円(税抜)です。
それぞれ、書き心地が滑らかではっきりとした色合いです。蛍光マーカーは、ピンクとブルーが「BOSS ORIGINAL」。ミントとイエローが「BOSS ORIGINAL Pastel」で、通常の蛍光マーカーに比べると淡い色合いが特徴です。形もオシャレなのでデスクに1つは置きたくなるおすすめのペンです。
レトロ感が魅力 ラベルライター「ダイモ」
「ダイモ」とは1957年にカリフォルニア州で生まれたエンボスラベルマシンメーカーです。日本では昭和30年代半ばから百貨店や文具店等で取り扱いが始まりました。現在でもSNSやインターネットを中心に、根強いブームが続いています。
ダイモはダイヤル式の文字盤を合わせてレバーを握ると、プラスチックテープの両面から文字が型押しされるという画期的なエンボスラベルマシンメーカーです。
ダイモ「M1880」は、コンパクトで持ち運びにも便利なハンディーサイズ。大文字・小文字・スクリプト体の3種類の文字盤を交換して使えます。持ち運びに便利なストラップ付で値段は2400円(税抜)です。
使い方をご説明しましょう。まず、テープを入れていきます。指で押さえながらテープの先端を差し込みます。
指で押さえながら、ラベルを打ち出す感覚でレバーを軽くカチカチと押すと、テープが押し出されてきます。このテープ送りをする時、はさみのマークに合わせておくと、テープに傷が付きにくいのでおすすめです。使いたい長さまで押し出しましょう。
ダイモ「M1880」は、本体内にテープが収納するスペースはないため側面に固定します。側面についているフックにテープを引っ掛けます。
あとは、文字盤を打ちたい文字に合わせてレバーを強く握ります。文字を打ち終わったら、はさみの図柄に合わせてレバーを強く握るとカットできます。
ダイモ「M1880」は、文字盤を変えることができます。上部のキャップを時計と反対回りに回すと外れ、文字盤を入れ替えて使えます。
ノートやメモの表紙、ファイルの見出しなどさまざまなシーンで活用できます。テープの色や文字盤のフォントを変えると印象が変わるので、ちょっとしたアクセントにおすすめです。
身近な文具にこそ、こだわりをプラス
海外ブランドのステーショナリーは表紙のデザインや素材や質感にこだわったものが多いのが特徴です。見た目も華やかで、思わず心引かれるデザインも多いのではないでしょうか? 身の回りにお気に入りのアイテムがあると、作業や仕事も楽しくなりますよ。ぜひデスクにこだわりをプラスしてくださいね。
(ライター/写真 やまぐちまきこ)
[nikkei WOMAN Online 2018年9月28日付記事を再構成]
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