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実は多い2人目不妊 早めに受診、子育てと仕事が壁に

日経DUAL

2018/12/6

■治療開始のタイミング・検査内容は?

吉田先生は、「二人目がなかなかできないと感じたら、できるだけ早めの受診を」と言います。

「一人目を妊娠してから数年経っていると、その分、卵子は加齢の影響を受けるので、妊娠率は低下し、流産率は高くなります。二人目で初めて不妊治療をスタートする人も少なくありません。気軽に受診してほしいですね」(吉田先生)

二人目不妊治療の大きな壁となるのが、通院の問題。子育てと仕事を両立する毎日のなか、クリニックに通うのは、一人目のとき以上に負担になります。また不妊治療専門クリニックの多くが「子連れNG」なので、ハードルが高くなるケースも。できれば、子どもを連れていけるクリニックを選ぶのがベストですが、子連れOKでなくても、施設内に託児所を備えていれば治療が続けやすくなるはずです。

■二人目不妊の治療の流れ・検査内容と、体外受精

二人目不妊でも、治療の流れは一人目の不妊治療と同じ。しかし二人目不妊の場合、タイミング法から人工授精、体外受精へのステップアップに金銭的・心理的ハードルを感じるケースも。木場公園クリニックの二人目不妊外来では、5分の3の人がタイミング法や人工授精といった一般不妊治療、残りが体外受精・顕微受精といった高度生殖医療を用いているそうです。

「一人目不妊も二人目不妊も基本検査は同じですが、年月を経て卵管が詰まってしまうこともあるので、卵管造影検査もやるとベター。第一子のお産で出血が多かったり、帝王切開後の癒着などが起きていたりする可能性もあるので、ホルモン検査、エコー、卵管造影検査と、ひと通り調べておくと安心です。また、パートナーの精子の状態もチェックしておけば不妊になっている原因を見つけやすくなります」(吉田先生)

体外受精を行う場合、複数の卵胞を育てて採卵するために排卵誘発剤で卵巣を刺激します。 「二人目を希望する方には、双子は避けたいと考える人もいます。その場合は弱めに卵巣を刺激して、たくさんの卵胞が育たないように調整することもあります。卵巣過剰刺激症候群になって入院するような事態にならないよう、それぞれの卵巣の状態を見極め、適した卵巣刺激法を選択します」(吉田先生)

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