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輝くアイドルOG アナウンサー急増、起業家へ転身も

日経エンタテインメント!

2018/12/8

ソロ活動をスタートした元アイドルでは、どんな面々が活躍をしているのか。表には2014年以降に卒業した、主な「OG」の活動をまとめた。最近はアナウンサーが増えたり、起業家として成功するなど、転身先に広がりが出てきている。

王道の「女優」で順調にキャリアを積んでいるのは元AKB48の川栄李奈。18年は『健康で文化的な最低限度の生活』などドラマ3本、『センセイ君主』など映画5本に出演。若きバイプレイヤーとして活躍してきた。10月20日にはついに初の主演映画『恋のしずく』も公開。18年上半期は11社のCMに起用されて女性タレントの4位(ニホンモニター調べ)。今やAKB48グループの出世頭だ。

元SKE48の松井玲奈もコンスタントに活躍。1月期は『海月姫』でフジ月9ドラマに初出演。10月からはNHKの連続テレビ小説『まんぷく』で、主人公・福子(安藤サクラ)の親友役を演じている。

橋本環奈は大ヒット映画の続編『銀魂2』、10月期のドラマ『今日から俺は!!』など。映画、ドラマでヒロインを演じられる貴重な10代女優として存在感を示している。

14年以前の卒業組では、早見あかり(元ももいろクローバー・11年卒業)、前田敦子(元AKB48.12年卒業)らも、出演作が途切れることのない女優といえる。

バラエティでは「何でも一生懸命」なキャラクターで元アイドリング!!!・朝日奈央の株が急上昇中。7月に『うちのガヤがすみません』に出演した際には、体を張ったリアクションの数々に、司会の後藤輝基が「朝日ええなあ」とつぶやく場面も。同じアイドリング!!!出身で出席番号も並んでいた菊地亜美もポジションを確立している。

現状、なかなか大きな飛躍を遂げた存在が見つかりにくいのが音楽の分野。18年から活動を再開した元℃‐uteの鈴木愛理は、7月に日本武道館でのソロ公演を成功。今後の活躍が期待される1人だ。

■自己プロデュース術や商品開発で引っ張りだこ

一方、最近は転身先に広がりが見えるのも特徴。その1つがアナウンサーだ。元乃木坂46の市來玲奈は18年4月に日本テレビに入社、10月から『行列のできる法律相談所』などのレギュラーが決まった。元SKE48の柴田阿弥は16年9月よりセント・フォース所属のフリーアナとなり、『ウイニング競馬』などに出演中。17年4月からは元AKB48の中村麻里子が神戸のサンテレビの契約アナウンサーとして活動している。

エンタ界の裏方として活躍するケースもある。元アイドリング!!!の伊藤祐奈は、アイドル経験者たちの持つノウハウを生かしてコンテンツを作り上げる「&IDOL」プロジェクトを始動。この夏には元℃‐uteの萩原舞らと、神奈川県の鎌倉由比ガ浜海水浴場でビーチカフェをプロデュースした。アイドリング!!!勢では、8月末に遠藤舞がボイストレーナーとして活動していることを突如ツイッターで報告し話題となっている。

起業家として成功しているのが元HKT48の菅本裕子。「ゆうこす」名で“モテクリエイター”としてネットを駆使して活動。元アイドルの経歴を生かした自己プロデュース術やライブコマースの講座、コスメの商品開発などで引っ張りだことなっている。今後は、こうした分野への進出を考えるアイドル卒業生も増えてきそうだ。

(日経エンタテイメント! 山本伸夫)

[日経エンタテインメント! 2018年11月号の記事を再構成]

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