目は口ほどにものを言う? いえいえ、恋の世界はそれだけではありません。見つめ合う前の段階は、そう、手は口ほどにものを言う。何気ない男性の仕草(しぐさ)は、実は女性にとって、キュンなポイント。思わず見つめてしまうナンバーワンのパーツだったりするのです。
例えば、それは、ネクタイをふっとゆるめる瞬間、あるいは細い箸を大きな手で使っている瞬間、パソコンを前に頬づえをして考えごとをしている瞬間、プレゼン前にマイクを所在なげに持っている瞬間。柔らかで小さな女性の手とは違った骨っぽい男性の手が視野に入ると、本能的に「男」を感じ、心の奥がキュンとするのは、女性なら誰でも覚えのある一瞬です。

そんな手元を「盛る」。それは様々なパーティーが多いこのシーズン、サンタよろしく女性にときめきをプレゼントできる、重要なドレスアップポイントなのです。
けれど、日本の男性にとって、アクセサリーやジュエリーはまだまだ抵抗があるもの。小物で盛るといっても、リングやブレスなどは、「……キザでしょ……」と、もう一人の自分がつぶやきがち。
■王道中の王道リング、「シグネットリング」
かと思えば、ゴツめチェーンのブレスや、スカルなど、ワイルド盛りに走る方もいらっしゃいますが、男らしさというより、オスらしさを醸し出すアクセサリーは、壮年のスーツ姿にはミスマッチ。方向性のわからない装飾品ほど、「……面妖な」と、女性を不安にするものはありません。
では、確実にスーツスタイルにマッチし、しかも女性の「しぐさ萌(も)え」をかき立てる手元アクセの正解は何か、といえば、そう、それはずばり「シグネットリング」! 英国のチャールズ皇太子もご愛用の、王道中の王道リングなのです。

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