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主役は最新e-BIKE 自転車の祭典「サイクルモード」

2018/11/22

「サイクルモード・インターナショナル2018」の会場。出展ブランドの最新自転車を専用コースで試乗できることもこのイベントの大きな特徴だ

日本最大級のスポーツ自転車の展示会「サイクルモード・インターナショナル2018」が2018年11月9~11日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された。1000台以上もの最新スポーツ自転車が一堂に展示されるイベントだ。車両以外にもパーツやアクセサリー、ウエアなど関連製品も数多く展示され、スポーツサイクルを取り巻く現在やこれからのトレンドを知ることができる。今回は会場でとくに気になった製品をピックアップして紹介しよう。

■パナソニックが本格e-MTBを参考出品

電動アシスト付きスポーツサイクル、「e-BIKE」はいまもっとも注目を集めているカテゴリーである。今年のサイクルモードではe-BIKEのための特設エリアが設けられ、最新モデルの展示や試乗が行われていた。

パナソニックサイクルテックの参考出品車。前後にサスペンションを備えるフルサスタイプのe-MTBである。

写真はパナソニックサイクルテックのブースで参考出品車として展示された一台。フロントだけではなく、リアにもサスペンションを備えるマウンテンバイクタイプのe-BIKE (e-MTB)である。すでに市販されている「XM2」と同じドライブユニットをアルミフレームに搭載しており、サスペンションのストローク量は前後とも160mm。タイヤサイズは27.5×2.8とかなり太めのものが採用されている。パナソニックはすでにXM1、XM2という2台のe-MTBをラインナップしているが、それらよりさらにオフロードライドを本格的に楽しめるモデルである。

ストローク量の大きいサスペンションは未舗装の急斜面でも車体の安定性を確保しやすい

担当者の話では市販を前提としており、かなり高額(50万円以上)になるとのこと。これまで国内販売されるe-BIKEはおおむね20万~35万円のモデルが中心だったが、来年以降はハイエンドユーザーをターゲットにした新たなフェーズへと突入しそうだ。

■スマートなロードバイクタイプのe-BIKE

台湾のe-BIKE専門ブランド「BESV(ベスビー)」はロードバイクタイプのe-BIKE「JR1 PRO」を出展した。モーターをリアハブ(後輪中心部)に搭載し、バッテリーもフレーム(ダウンチューブ)に内蔵されているため、一見すると普通のロードバイクのようなスマートなルックスとなっている。

BESVはロードバイクタイプのe-BIKE「JR1 PRO」を展示。すでに市販されている「JR1」の上級グレードにあたるモデルだ

e-BIKEはシマノやボッシュなどの部品メーカーがドライブユニットの設計・製造を行い、それを自転車メーカー(ブランド)が設計した車体に組み合わせて完成するのが一般的である。したがってドライブユニットは様々な車両に搭載することを想定した最大公約数的な設計にせざるを得ないが、BESVは車両とドライブユニット両方の設計を自社で行っているため、このような一体感のあるデザインが可能だという。

変速機やブレーキなどのコンポーネントはシマノの上級グレード「アルテグラ」を採用する。大容量バッテリーを搭載し、一充電あたりの航続距離は約138km。車両重量は14.9キロとe-BIKEとしてはかなり軽量だ。発売は未定。

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