SUITS OF THE YEAR

世の中変える一歩をめざす ボクシングで精神力鍛える フォリオ社長 甲斐真一郎氏(下)

2018/11/11

着用のスーツは「HIDEAKI SATO」 ヴィターレ・バルベリス・カノニコ社のウールキャバルリーツイル生地を用いたメイド トゥ メジャー。3ピーススーツ27万3000円~〈オーダー価格、納期5週間~〉/ヒデアキサトウ(日本橋三越本店) 着用の時計は「GRAND SEIKO」エレガンスコレクション「SBGJ219」。70万円(セイコーウオッチお客様相談室) シャツ3万5000円~〈オーダー価格、納期約2ヶ月〉/ミナミシャツ(日本橋三越本店) 他のコーディネートは本人私物

「チャレンジを纏(まと)う=スーツ」をコンセプトに、「挑戦し続ける人」を表彰する賞として、日本経済新聞社の「NIKKEI STYLE Men's Fashion」と世界文化社の「MEN'S EX」が共同で今年新設した「スーツ・オブ・ザ・イヤー」。そのビジネス部門の受賞者、フォリオ(東京・千代田)の甲斐真一郎社長は、IT(情報技術)と金融を融合したフィンテックで、「生活に根づいた資産運用」の実現をめざす。京都大学出身の元プロボクサーという異色の経歴を持つ甲斐社長に、前回に引き続き「チャレンジ」と「装い」について聞いた。

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――ビジネスマンとしてこれまでで最大のチャレンジは何ですか。

「仕事についていえば、まさに今なのでしょう。まずもって、証券会社をゼロから立ち上げるということからして相当大変でした。非常に多くのお金もかかりますし、人材も必要です。そもそも金融庁への登録が必要な規制産業ですから、スタートアップが切り込むこと自体がなかなか難しい」

「しかし、証券会社の設立はあくまでも手段です。私たちが挑戦している日本人の投資に対する否定的な認識を変えることなのです」

■稼いだお金に稼いでもらう

「なぜ資産運用が必要なのか。そもそも銀行に預金してもお金はほとんど増えません。少子高齢化が進む中で、年金受給額が減る恐れもあります。働き方が変わって行く中で退職金というものもなくなるかもしれません。そんな先行き不透明な中で、働いてお金を稼ぐということにプラスして、別の道具が必要ではないでしょうか。お金を稼ぐだけでなく、稼いだお金に稼いでもらう。つまり資産運用です」

「個人の資産運用の必要性が高まっているにもかかわらず、まだまだ世の中は変わっていない。それを変えるきっかけをつくることは、非常に社会的な意義のあることだと思っています」

「SUITS OF THE YEAR 2018」は、「NIKKEI STYLE Men’s Fashion」と世界文化社「MEN’S EX」が共同で開催。ビジネスやスポーツ、芸術・文化など様々な分野で活躍する人を複数部門で選出し、表彰するアワードです。

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