WOMAN SMART

キャリア

日本人女性、中国企業で生き生き 個人の裁量大きく

2018/11/6

華為技術(ファーウェイ)でイベントの企画・運営を手がける秋山千早子さん

先端分野での存在感を増す中国系企業で活躍する日本人女性が目立ち始めた。欧米系外資に比べ情報は少ないが、今回の取材では、あらゆるモノがネットにつながるIoTなどに強くスピード感ある現場で、生き生きと働く女性たちの姿を目にした。

■「前例気にせず、何でもあり」 華為技術(ファーウェイ)・秋山千早子さん

「いいんじゃない、やってみて」。通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)日本法人で働く秋山千早子さん(39)は企業向け製品プロモーションのイベント企画・運営を手掛ける。今春、1000万円規模のイベントを提案。その場で上司のゴーサインが出た。中国系企業の特長は「やる、やらないの決断がとても速い」ことだという。

「誰にどういった決定権があるのかが明確」で、日本企業のように役職が下の人から上の人へ順番に許可を取るとか、会議で全体が同意する雰囲気に持っていく必要はない。「中国の人は合理的。前例を気にしないうえ、資料の体裁や許可を取る際の気配りよりも結果を重視する」

秋山さんは大学時代にモンゴル語を専攻し、中国語も大連と上海に留学して習得。中国の気風は「器が大きく、水が合っていた」。現地企業での勤務、日本企業などを経て、2010年にファーウェイ日本法人に入社。派遣社員からスタートしたが、まもなく正社員に登用された。

当初の仕事はレストランの予約から議事録の作成まで「何でもあり」。細かい指示はなく、実現方法は個人の裁量に任せられた。「頑張る人は登用されるのも速い。どんどん自己主張や議論をし、自分が望むキャリアを作っていくのが当たり前。指示待ちの人は合わないかもしれない」

スピード感は女性の働きやすさにもつながっていそうだ。秋山さんには2人の子供がいるが、根回しなどに時間を取られないため、時短勤務でも仕事を回しやすかった。家族を大事にする文化もあり「子供が理由で急に休んでも全く嫌な顔はされない」。中国では子供を両親に預けて早期に職場復帰する女性が多いといい「日本では母親ばかりが育児に追われることに、中国の人からは驚かれることもある」。

WOMAN SMART 新着記事

おすすめの連載
ライフスタイル
日々の暮らしの悩みを解決
ビューティー
忙しくても美しい人の秘密
マネー
お金と賢くつきあいたい
オトナのスキルアップ入門
仕事技、いつもレベルアップ
キャリア
自分らしく働く人を応援
DUALプレミアム
働くママ&パパに役立つ
ALL CHANNEL