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九州 味めぐり

漁獲量全国2位の貫禄 長崎、朝獲れた鮮魚の海鮮丼 一水かな

日本経済新聞西部夕刊

2018/10/18

長崎の食といえば「ちゃんぽん・皿うどん」が定番だが、漁獲量全国2位を誇る水産県でもある。魚種の多さは全国一で、新鮮な魚を堪能できる店がある。長崎市中心部から南に車で40分強。道中では世界文化遺産の構成資産のある端島(通称・軍艦島)も見ることができる。

イラスト・広野司

「毎朝、船を出して自分が釣り上げた魚を出している。しょうゆが不要なぐらいの鮮度」。店主の村田稔さん(75)は胸を張る。魚料理を目当てに長崎県内だけでなく、土日は福岡や佐賀、熊本などから多くやってくるという。

名物は海鮮丼だ。朝とれた魚を8種類盛りつけて、味噌汁や小皿だけでなく、デザートもついて800円だ。取材に訪れた9月上旬はヒラマサやサバ、イカ、カンパチなど豪華版だ。

このほか、刺し身定食や朝とれた魚フライ定食、アジフライ定食なども用意しており、すべて800円だ。海鮮カレーはさらにお値打ちの500円で提供している。

営業は昼が中心で午前11時から午後2時まで。土日は事前に予約が必要。

夜は予約のみの営業になる。2000円で地魚の刺し身盛り合わせや唐揚げなどが堪能できる。村田さんは「3000円出したら、絶対に食べきれない」と笑う。「遠いところからせっかく来てくれるのだから満足してほしい」との思いからだ。

(古宇田光敏)

〈いっすいかな〉長崎市野母町3626 電話095・893・2525

九州 味めぐり」では食べ歩きが大好きな地元在住のライターや日経記者が見つけた九州・沖縄のとっておきの味を紹介します。

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