Dream Ami 握ると自信がわくピンクのマイク

気持ちが固まってからは、ソロアーティスト・Dream Amiをもっとたくさんの方に知っていただくにはどうすればいいかを能動的に考えるようになりました。ピンクのマイクもその意志の表れの一つです。自分で作詞を手がけるようになったこともそうだと思います。

E-girlsからの卒業は「初めて自分で選んだ選択」。決断してからは「もっとたくさんの方に知っていただくにはどうすればいいかを能動的に考えるようになった」という

映画を見て曲がもっと好きになった

新曲「Wonderland」は映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」の主題歌として書き下ろしました。歌詞を書いてみませんかと言っていただけたときは素直にうれしかったですね。とてもハッピーな映画で「悪い人」が全然出てこないんですよ(笑)。そこがちょっと珍しいかもしれないけど、すてきだし気持ちがあったかくなります。そんなキラキラした映画なので、(世間がイメージする)Dream Amiのど真ん中を書けばいいのかなと思い、迷いはありませんでしたね。素の私がキラキラしているか、ですか? いたって普通です(笑)。

Dream Amiさんが主題歌を担当した映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」(C)小森陽一/集英社(C)2018 映画「オズランド」製作委員会

映画サイドからは「明るく元気に映画館を後にできる曲」であれば、特に映画のストーリーに沿ってなくてもいいと言っていただきました。ですが、私自身が映画を見たときに、最後に流れる主題歌がリンクしてないと違和感を覚えるんです。いい映画だなって感動しているのに、無関係な歌詞を聞くと妙な「エゴ」のようなものを感じるというか。ですから、私から映画に寄り添った歌詞を書こうと思いました。映画をご覧になった方が、「この歌詞はあのシーンのことかな」「これはあの人の気持ちだろうな」って想像していただける、思い返していただける歌詞になっていたらうれしいですね。

実際に映画を見て、ラストに「Wonderland」が流れたときは鳥肌が立ちましたね。初めて「これでよかったんだ」と自信が持てた瞬間でした。自分で言うのもなんですが、ぴったりの曲だなって。この映画が曲をより輝かせてくれたし、逆に曲が映画をより輝かせることもできてるんじゃないかなとも思えました。完成した映画を見て、この曲がもっと好きになりました。

最近になって、「変化を恐れない」ことが大事かなと思うようになったんです。「E-girlsを卒業する」という決断は一大事でしたし、すごい勇気も必要でした。でも、自分で考えながらしっかりと進めるようになった今、あの時に変化を恐れずに前に進む選択をしたことは間違いじゃなかったとようやく思えるようになってきました。

この先もきっと変化や、大きな選択を迫られることもあると思いますが、変化を恐れていたら一生何も起こらない。恐れずに変化を選びたいと思います。

10月24日発売のシングル「Wonderland」(写真はCD+DVD[RZCD-86687B]価格3132円)
Dream Ami
2002年にガールズグループ・dreamのメンバーとしてデビュー。11年よりE-girlsのメンバーとして活躍。15年にグループで初めてソロのCDデビューを果たす。16年に公開された映画「ズートピア」の日本版では主題歌のほか、ガゼルの日本語吹き替えも担当した。17年にE-girlsから卒業。18年10月24日に7thシングルで、映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」の主題歌「Wonderland」をリリースする。
(C)小森陽一/集英社(C)2018 映画「オズランド」製作委員会

「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」

超一流ホテルチェーンに就職したものの、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへ配属された波平久瑠美。そこで待っていたのは個性的すぎる従業員たち、そして数々の企画を成功させ「魔法使い」の異名をとる上司・小塚慶彦だった。監督・波多野貴文 脚本・吉田恵里香 出演・波瑠、西島秀俊、岡山天音、中村倫也他 10月26日(金)全国ロードショー

(文 橘川有子、写真 藤本和史)

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