ライフコラム

ヒットを狙え

電球ソーダに悪魔のジュース ヒット仕掛け人を直撃

日経クロストレンド

2018/10/14

東京・原宿のチーズティー専門店に若い女性が殺到している
日経クロストレンド

平日でも1日300人、週末ともなれば500人以上の若い女性がこぞって訪れ、行列を作っているのが、2018年8月にオープンした日本初のチーズティー専門店「FORTUNER tea-box(フォーチュナーティーボックス)」だ。

チーズティーとは、カップに注いだ紅茶やウーロン茶、緑茶などの上に、クリームチーズや生クリームを原料としたふわふわのチーズフォームを載せ、岩塩で味付けした斬新なもの。塩味が効いたチーズフォームとお茶が口中で程よく混ざり、甘じょっぱくて後味はスッキリした新感覚の茶系飲料だ。非常にクセになる味で、海外では病みつきになる若者が続出。別名「悪魔のジュース」と呼ばれるほどだ。

FORTUNER tea-box(東京都渋谷区神宮前3-27-15 FLAG内 1階)

発祥とされる中国や台湾ではチーズティー専門店が増えており、米国のニューヨークやロサンゼルスでも話題を呼んでいる。日本でも、メニューの一つとしてチーズティーを提供する店はあったが、専門店は国内初だ。仕掛けたのは、17年に一気にブーム化した電球ソーダの専門店「原宿電気商会」の運営会社でもあるFUWA(三重県桑名市)の菊池丈社長。「サードウエーブコーヒーは確かにブーム化したが、いまだに若い女性の中には苦手という人も多い。かといって、ストレートにお茶を提案するのでは間口は狭い。そこで、彼女たちに絶対嫌われない『チーズ』を組み合わせたチーズティーなら、受け入れてもらえると考えた」(菊池氏)と話す。

チーズティー専門店としてエッジを立てるだけではなく、カップ容器のサイズや質感、イラストは日本の若い女性の好みに最適化。要となるチーズフォームは、チーズティー初体験の日本人が飲みやすいように当初は少し軽めの味わいにしてある。今後、「脂肪分を変えたり、量を増やしたりしてチーズ感を強めていき、新感覚の飲料に徐々に慣れてもらう」(菊池氏)と、若い女性をとりこにする工夫も上々だ。

カラフルなチーズティー

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