パワハラおじさんにはメークが一番 男性に化粧文化をアクロ会長 石橋寧氏(下)

2018/10/14

――巡り巡って「男性用コスメブランド」へとたどり着いた格好ですね。

「この業界に入って今年で45年。今でも多くの方にご愛用いただいている女性用化粧品だけでなく、男性用の総合コスメブランドまで立ち上げることができました。僕の化粧品人生の集大成でもあるのです」

「この1年はこれまでの45年の中で最も忙しかった」と語る

「もっとも直近のこの1年はこれまでの45年の中で最も忙しかった1年だったかもしれません。アクロで立ち上げた女性用コスメブランド『THREE(スリー)』を抱えながら、ファイブイズム、さらに2つの女性用新ブランドの立ち上げとが重なったからです」

「新ブランドをゼロから立ち上げた経験を持つ者は社内にいませんでした。1つずつブランドを立ち上げていたら相当な期間がかかってしまうと思ったので、同時進行させました。ただ、正直しんどかった。3ブランドのお披露目が終わった時はホッとしました」

■最低1つは商品を使うように男性社員にいっている

――まだまだ男性にはメークへの心理的抵抗があるように思えます。

「メンズコスメ市場の開拓には当然、啓発活動が欠かせないと思っています。アクロの男性社員には最低限、自社のメンズコスメのどれか1つは使うようにいっています。若手社員は比較的よく使ってくれているようですが、部長や管理職クラスにもっと働きかけていかないといけないと感じています」

「男性社員には最低限、自社のメンズコスメのどれか1つは使うようにいっています」
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