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20代女性「カワイイ」のツボ ビッグデータで解剖

日経ウーマンオンライン

2018/10/1

ビッグデータを分析すると商品を買う消費者のキモチも見えてくる?(画像はイメージ=PIXTA)
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一般的なデータ管理システムでは扱うことが難しい、巨大なデータ群のことを指す「ビッグデータ」。近年よく耳にする言葉ですが、この「ビッグデータ」は、私たちの生活にどのように役立つのでしょうか。そこで今回は、「ID-POSデータ」というビッグデータを使って、女性の購買行動を読み解いてみました。すると、昔からある「定番商品」が、今20代女性の心をつかんでいることが分かってきました。

■「ID-POSデータ」で、消費者の購買行動が見えてくる

「ID-POSデータ」とは、「消費者の購買情報」のこと。身近な例を挙げると、普段私たちが何気なく使っているポイントカードなどに登録されている会員情報(IDデータ)と、レジで商品が購入されたときに記録されたデータ(POSデータ)をひも付けたものが、「ID-POSデータ」です。

従来の「POSデータ」が、「何が・いつ・いくつ・いくら」で売れたのかという情報だったのに対し、「ID-POSデータ」は、「誰が・何を・何と一緒に・いつ・いくつ・いくら」で買ったかという情報。つまり、商品の売れ行きに、「誰が」という情報をプラスして、消費者の購買行動を把握できるようにしたデータのことをいいます。

POSデータ:「何が・いつ・いくつ・いくら」で売れたのかという「商品の売れ行き」を把握するデータ。

ID-POSデータ:「誰が・何を・何と一緒に・いつ・いくつ・いくら」で買ったのかという「消費者の購買行動」を把握できるデータ。ビッグデータのうちの一つ。

そして今回、全国のスーパーマーケット、ドラッグストアを利用した女性の「ID-POSデータ」を分析してみると、世代によって異なる購買行動が見えてきました。

■「チョコミントアイス」はなぜヒットしたのか

 今年の夏にヒットした商品に、清涼感のある味とカラーが特徴の「チョコミントアイス」があります。各メーカーから続々と新商品が発売され、その勢いは、アイスだけでなくお菓子や飲み物、雑貨にまで及んでいますが、なぜ「チョコミントアイス」がヒットしたのでしょう。

明治 エッセルスーパーカップ チョコミント 200ml

この「チョコミントアイス」は、これまで誰も食べたことのない「新しい味」というわけではありません。日本に初めて上陸したのは「昭和」だといわれているので、チョコミントアイス自体は、昔からある「定番商品」でもあります。

そのため、30代・40代の女性にとっては、「一度は食べたことのある昔ながらのアイス」「人によって好みが分かれる味」「コアな人気を確立しているアイス」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

ではなぜ、今年になって「チョコミントアイス」の人気に火が付いたのでしょうか。一説によると、ブームのきっかけは、2017年8月に放送されたテレビ番組「マツコの知らない世界」(TBS系)で取り上げられたことだともいわれています。

ただ、このようなヒットの裏側には、その商品に魅力を感じて購入している人たちがいるはずです。実際に「チョコミントアイス」を購入し、ブームを支えているのは、どのような人たちなのでしょうか。それを読み解くために、「ID-POSデータ」をもとにして作成した、世代別の「アイスクリーム売上個数ランキング&リピート率(再購入率)」を見てみましょう。

 まず、30代と40代のランキング表を見てみると、「明治エッセル スーパーカップ チョコミント」の売上個数順位は、30代女性では第6位、40代女性では第13位。どちらの世代も、飛び抜けて人気が高いというわけではありませんが、一定の人からは支持を集めている順位といえます。

次に、20代女性のランキングを見てみましょう。

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