プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

ひとことで「シャツ」といっても、種類があるので、何がドレスシャツで、何がそうでないのか、わかりにくいかと思います。そこで今回は、形、特にカラー(シャツ襟)から考えたいと思います。

なお、「白いシャツのみがドレスシャツ」という考え方もありますが、ここではそこまで厳密に考えません。ただし、あくまでビジネスシーンに合う色や柄にとどめたいと思います。ですので、白のほか、ごく薄いブルーや、ツイル(綾織り=あやおり)やヘリンボーン(魚の骨のような織り柄の生地)などの柄はよいでしょう。チェックや強いストライプのシャツは入れません。

■立ち襟はドレスシャツにあらず

まずドレスシャツとは思わないほうがいいのが、立ち襟(スタンドカラー)のシャツ(ノーカラーに帯状の襟をつけたバンドカラーなど)、襟台にボタンが2つついた「ドゥエボットーニ」、襟先にボタンがついてた「ボタンダウン」。これらはもともとネクタイをつけるのには向かないシャツです。

また襟の長さが7センチメートルを下回るような小さい襟のシャツ(ショートカラー)は、細いラペル(スーツの下襟)、細いタイとしか合いません。そうするとモード系の装いになり、ビジネスに向きません。

襟先が丸いシャツ(ラウンドカラー)も、柔らかすぎるイメージで、普通のビジネススーツに合わせてきちんとした感じを出すのには向きません。小花模様のカジュアルシャツとして着るならぴったりです。

また、胸にポケットがあるシャツはカジュアルなイメージで、厳密に言うときちんとしたスーツの下にはふさわしくないシャツです。上着に隠れると思っていても、かがんだときなどにチラ見えすると、少し間が抜けた印象になってしまいます。それに、余計なものを入れて胸のところに変な膨らみが出てしまうと、シルエットとしてもマイナスです。気をつけてください。

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丸山ゆ利絵
ホテル西洋銀座やアークヒルズクラブなどを経て2010年、経営者などに「ふさわしい存在感」の演出方法を助言するコンサルティング会社、アテインメンツ(大阪市)を設立、代表に就任。15年、ビジネスマンに正しいスーツの着方を指南する「スーツ塾」を開講。 著書に「『一流の存在感』がある人の振る舞いのルール」(日本実業出版社)など。

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