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食の達人コラム

失敗しない日本ワイン コンクール受賞作から選ぶと… エンジョイ・ワイン(3)

2018/9/7

今年は22銘柄が金賞を受賞した

国産ブドウを原料とした「日本ワイン」の人気が高まっている。だが、実際に買って飲むとなると、どれを選んでよいか迷う人も多いだろう。グラスについでから「失敗した」とならないよう、今夏に開かれた「日本ワインコンクール」の受賞ワインの中から、失敗しない日本ワインを選んでみた。

日本ワインコンクールは全国各地のワイナリーから出品されたワインを、日本トップレベルのソムリエや醸造学の専門家、海外から招いた識者など計25人の審査員が実際に試飲し、20点満点で採点。各審査員の平均点が原則17.0点以上なら金賞、15.5点以上17.0点未満は銀賞、14.0点以上15.5点未満が銅賞、13.0点以上14.0点未満が奨励賞を授与される。

審査はブドウの種類で優劣が決まらないよう、出品されたワインを欧州系品種、国内系品種などいくつかの部門に分け、部門ごとに採点する。また、出品に関しては、極端に少量生産のワインは応募できない、などの決まりがある。

第16回となった今年は24道府県の104のワイナリーから787銘柄が出品された。審査の結果、22銘柄が金賞、88銘柄が銀賞、189銘柄が銅賞、29銘柄が奨励賞を受賞。受賞ワインはメルシャンやマンズワインなど大手ワインメーカーのものもあるが、一般には無名の小規模ワイナリーのものも多い。

受賞ワインの一覧はコンクールのホームページで見ることができる。

https://www.pref.yamanashi.jp/jwine/

審査委員長を務めた後藤奈美・独立行政法人酒類総合研究所理事長は、「これまであまりメジャーでなかった産地のワインや、山梨県以外で造られた『甲州ワイン』が金賞を受賞するなど、日本ワイン全体のレベルが一段と上がっている印象を受ける。それだけ、消費者の選択肢が広がることにもなるので、好ましい傾向だ」と評価する。

今年の受賞ワインを集めた一般向けの公開試飲会が8月25日、甲府市内で開かれたので参加した。実際に試飲した中から、金賞ワインを中心にお薦めのワインを何本か紹介しよう。

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