残暑のきょうは火を使わず キッチン涼しい簡単レシピ
焼いたり、ゆでたり、揚げ物をしたり……と、キッチンで火を使うとけっこう暑いんですよね。まだもう少し残暑は続きそうです。今日は「火を使わない」レシピをご紹介します。切ってあえるだけなど簡単なので、料理の初心者さんにもおすすめです
パンのサラダ(パンツァネッラ)
フランスパン……1/2本
きゅうり……1本
ミニトマト……5個
玉ねぎ……1/4個
そのほかお好みの野菜を入れても。
ツナ缶……1/2缶
バジルの葉……4~5枚
米酢……大2
水……1cup
塩・こしょう……適量
オリーブオイル……大1~2
<作り方>
1.フランスパンは一口大にカットする。ボウルに水と米酢を合わせて入れ、パンをサッと浸して手で絞る(浸し終わった水分は使いません)。
2.きゅうりを1cmの輪切りにし、ミニトマトはヘタを取って半分に切る。玉ねぎは薄くスライスする。
3.別のボウルに1、2を入れ、油を切ったツナ缶、塩・こしょう、オリーブオイルを加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
4.器に盛り、バジルの葉をちぎってのせる。
「パンツァネッラ」とは、イタリアの夏の定番サラダ。硬くなったパンを水でふやかし、トマトや玉ねぎ、バジルなどを加えて塩とオリーブオイルで味付けします。冷蔵庫で冷やして作り置きも可能。
夏野菜のラタトゥユ
玉ねぎ……1/2個
ズッキーニ……1/2本(約150g)
なす……1本
黄パプリカ……1個
トマト(中)……1個(約200g)
顆粒コンソメもと……小1
塩……小1/2
<作り方>
1.玉ねぎは皮をむいて薄切りにする。ズッキーニは縦4等分にカットし、5mm幅にカットする。なすとパプリカ、トマトは1cm角にカットする。
2.大きめの耐熱ボウルに玉ねぎを入れ、ズッキーニ、なす、パプリカをのせ、上にトマトをのせる。
3.顆粒コンソメもとと塩を上に振り、ラップをかけて電子レンジ600Wで10分加熱する。
4.ラップを外して全体をよく混ぜ、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、お皿に盛る。
あずき蒸しパン
ホットケーキミックス……200g
卵……1個
牛乳……150ml
ゆであずき(缶詰)……約100g
サラダ油……大1
バター……少々
<作り方>
1.ボウルにホットケーキミックス、卵、牛乳、サラダ油を入れて混ぜ、ゆであずきを加えてよく混ぜる。
2.深めの耐熱ボウルにバターを塗り、1を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで5分加熱する(半生の部分があれば、1分ほど追加する)。
3.2をお皿にひっくり返し、食べやすい大きさにカットする(取り出しにくい場合は竹串などで周りを外すとよい)。
ホットケーキミックス……50g
卵 ……1/3
牛乳 ……40ml
あずき ……30g
サラダ油……小さじ1
作り方は上記同様。ふんわりラップをかけて、電子レンジ600Wで3分加熱します。できるだけ大きめのカップのほうがあふれる心配がなく、空気が入るので柔らかくなります。
きゅうりとカニカマの三杯酢
きゅうり……1本
刺身用カニカマ……4本
生姜……1片(お好みで)
米酢……大2
砂糖……小2
しょうゆ……小1弱
すりごま……適量(お好みで)
<作り方>
1.米酢に砂糖としょうゆを加え、砂糖が溶けるまでよく混ぜる。
2.きゅうりは薄い輪切りにし、ボウルに入れて塩(小1/2分量外)を振って手で混ぜ、10分ほど置く。
3.ボウルに2を絞って入れ、裂いたカニカマと千切りにした生姜、1を加えて混ぜ、食べるまで冷蔵庫で冷やしておく。
4.3を器に盛り、お好みですりごまをかける。
わかめ、もずく、みょうがなどを加えてもおいしい。
料理研究家。1975年生まれ。大学卒業後、フランス家庭料理を学び、その後、旅行好きが高じてイタリア料理やタイ料理など様々な国の料理を身に付ける。フードアナリスト協会会員。2015年7月より母と共に自宅でイタリアン、フレンチの料理教室を開催している(現在会員制)。
[nikkei WOMAN Online 2018年8月24日付記事を再構成]
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
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