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休日に使って便利 防災に役立つアウトドア用品

2018/8/30

インドア派やアウトドア初心者向けに、防災にも使えるアウトドアグッズを紹介する

9月1日は「防災の日」。この日に自宅の防災グッズを確認するという人も多いだろう。だが、専門家は「防災道具を集めるだけでなく、実際に使ってみることが重要」と解説する。「でも防災グッズを日常で使う機会はなかなかない」と思っている人にお薦めなのがキャンプなどでも使えるアウトドア用品。これなら休日に実際に楽しみながら使ってみることができる。今回はインドア派やアウトドア初心者に向けて、ハイキングや旅行で簡単に使え、災害時にも役に立つ入門グッズ5種類を紹介する。

■日常で使える防災グッズ

「防災グッズは用意しただけでは不十分」というのは、NPO法人「ママプラグ」(東京・渋谷)の理事で、東京都が発行した冊子「東京くらし防災」の編集・検討委員も務めた冨川万美さん。

生活者の目線に立った防災活動を行っているママプラグは、2012年、東日本大震災で被災したママたちの体験談をまとめた『被災ママ812人が作った子連れ防災手帖』(メディアファクトリー)を出版したが、取材の過程で聞こえてきたのは「せっかく用意したものが役に立たないことがあった」という声だ。たとえばせっかく用意した乾パンを子どもが口にしないという家庭もあったという。事前に乾パンを食べる機会があれば、別の非常食を用意することができたはずだ。「防災グッズは実際に使ったことがあるかが重要」と冨川さんは解説する。

しかし、非常食は食べることができるが、防災グッズは日常でなかなか使う機会はないのではないか。そこで冨川さんが「日常でも使える防災グッズ」として薦めるのがアウトドア用品だ。

「『ライフラインが整わない』『いつもの生活スペースで生活がままならない』という災害時の状況は、アウトドアとリンクしている。そのためにアウトドアの知識は役に立つ」(冨川さん)

「被災したときは、電気やガス、水道などがストップしている場合もある。山やキャンプ場に行ったときは水や火、寝床などを準備するところから始めるため、何もないところから生活環境を整えるという点で共通するところは多い」というのはアウトドアスポーツ用品の製造・販売を行う「モンベル」(大阪市)。実際、広報部によると、「東日本大震災の当日、アウトドアに慣れている人たちが、必要になるだろう燃料やアイテムを買いに来た」そうだ。

被災したときにアウトドアの知識が役に立つ。そうはいってもインドア派で、キャンプ場どころかアウトドアショップに入ったこともない、という人も多いだろう。そこで、モンベルに「防災にも役立つ」という視点から、アウトドア初心者でも扱えるグッズを聞いた。

■日常のイベントにも使える「ヘッドランプ」

電気が消えた夜に活動するとき、必要になるのが「明かり」だ。明かりというと懐中電灯を思い浮かべる人が多いだろうが、懐中電灯は意外に重く、しかも片手がふさがってしまう。暗い道では両手が空いている方が安全だし、小さな子どもの手を握ることができる。

そこでお薦めが「ヘッドランプ」。頭に装着できるので、両手が自由になる。もちろん手に持っても使えるし、首からネックレスのように提げることもできる。

「コンパクトヘッドランプ」(価格2200円)。カラーバリエーションが豊富で、ブラック、フレッシュグリーン、オペラ、プライマリーブルー、ホワイトの5色を展開している。乾電池を4本使う製品が多い中、「コンパクトヘッドランプ」は単3形電池1本で使えるので、電池の備えを最小限にとどめられる

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