カラフルなプリント柄ワンピースは、夏のスタイルを華やがせてくれるアイテム。リゾートだけでなく、街中でも使える着こなしのコツをファッション・ジャーナリストの宮田理江さんが紹介します。

薄着で過ごす夏には、カラフルなプリント柄ワンピースが重宝する。無地と違って手抜きにも退屈にも見えにくいから、1枚でさらりとまとえる。リゾートウエアやプリント柄の服を得意とする、米国のライフスタイルブランド「Tommy Bahama(トミーバハマ)」の新作から、サマールックを華やがせてくれるワンピースの現在形を見ていこう。
ミニワンピースはショルダー周りのシルエットで使い分け
夏らしい涼やかさと軽快感をまとえるミニワンピースは、着るだけでリゾート気分が味わえる。同じワンピースの仲間でも、ホルターネック、オフショルダー、ノースリーブと、肩周りの形ごとに、見た目のイメージが違う。持ち味をつかんだ上で、サマールックに役立てたい。

首に引っ掛けるようにまとうホルターネックは両肩が露出する、リゾート感の高いデザインだ。ダイナミックなフォームだから、大ぶりの花柄やトロピカルな南国モチーフなどがなじむ。肩出しが気になるなら、薄い羽織りものを重ねて。うっすらと素肌が透ける生地を選べば、ホルターネックの伸びやかさを生かせる。