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ミラ トコット かわいすぎない軽は売れるか?

日経トレンディネット

2018/8/24

ダイハツ「ミラ トコット」(希望小売価格税込み107万4600~142万5600円)
日経トレンディネット

ダイハツが2018年6月25日に発売した新型軽自動車「ミラ トコット」。22歳の「ちびまる子ちゃん」を女優の吉岡里帆が演じるCMも話題だが、このかわいすぎない軽=ミラ トコットはどこまでウケるのか?

■乗ってるアタシもかわいくないとダメ?

つくづくイマドキの女性も大変だなぁと思わされました。新型ダイハツ「ミラ トコット」。子犬が「トコトコッと」走り出す擬音のようであり、「これやっと『トコット』」の口語調をもじったようでもあるプチダジャレ系車名に、なによりも微妙なデザイン。丸目で分かりやすくかわいいスズキ「ラパン」やダイハツ「ミラ ココア」などとは確実に違います。あえてかわいく見せてないデザイン。

思わず小沢が開発陣に「このカタチ、いったいどのあたりを狙ったんですか」と尋ねたところ、影のチーフエンジニアたる商品企画室の西山枝里氏は「ココアも変わらず着実に売れていたのですが、一部に『乗ってるアタシもかわいくないといけないんじゃないか』『最近しんどくなってきた』という方が出てきていました。それで、もうそろそろ等身大の軽もいいのかなと思いまして」と狙いを解説。

開発時に女性の感性の変化に着目しているという

この手のキュート系に関しては、女性誌の動向も大いに参考にしているようで「今や10年前のような『CanCam』『non-no』の時代じゃない。宝島社の『リンネル』みたいにシンプルカジュアル系が受けている」そうで、要するに巻き髪に愛され系ファッションのエビちゃん・もえちゃん的なモテ系キャラじゃないものを狙ったようなんですね。

もっとも小沢からしてみると、すでに20年以上前から「ナチュラル系」は人気だった気もしてますが、常々「かわいい」のレベルが女性たちの間で問題になっているのは感じてました。サッカーのロシアW杯で美人観客の「抜き映像」が問題視され、F1グランプリでグリッドガールが廃止されるこの世の中、かわいいの価値において、「かわいすぎる」ものは敬遠されつつあるのかも?

ってなわけで今回のかわいすぎない軽=ミラ トコットはどこまでウケるのか? 小沢コージが勝手にジャッジしてみました。

全体に角の取れた軽セダンボディーが特徴的

■このロボット顔は媚びてる? 媚びてない?

改めてトコット、問題のエクステリアを見るとなんとも絶妙です。全体に角の取れた軽セダンボディーもさることながら、最大の注目は顔! 特に全車標準のLEDヘッドライトですが、キュート系の象徴たる丸目を採り入れつつタテ型のウインカーと一体化され、かわいくなりすぎないよう絶妙に逃げています。リアも同様にLED標準で「半」丸目。小沢的には半開きのクチと合わせてロボット顔にも見えます。

全車標準の丸目のLEDヘッドライトはタテ型のウインカーと一体化

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