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古いパソコン ソフト引き継ぎとデータ消去のポイント 売却・下取りから譲渡・廃棄まで(下)

日経パソコン

2018/8/17

古いパソコンを処分するのがおっくうな人は多い(写真はイメージ=PIXTA)
日経パソコン

使わなくなった古いパソコンをどう処分するか。上編では「古いパソコン 処分方法は4つ、売却時の注意点は?」でお得に処分する方法を紹介した。下編ではライセンスの引き継ぎやデータ消去について注意点を解説する。

■ライセンス引き継ぎは注意点が多数

ここからは、パソコンを手放す前に確認しておくポイントや、必要な作業について説明する。最初はソフトウエアライセンスの引き継ぎだ。ここでは、Microsoft Officeとアドビシステムズの製品を例に説明する。

個人向けOffice製品は、3種類に分かれる。「プロダクトキーカード版」や「Office 365 Solo」は、ライセンスが購入者のMicrosoftアカウントにひも付くため、譲渡したパソコンで他人が使うとライセンス違反になる

Officeの場合は、製品によって異なる。パソコンを譲渡された人でも使えるのは、ライセンスがパソコンにひも付いている「PCプレインストール版」のみだ。

「プロダクトキーカード版」と「Office 365 Solo」は、新しいパソコンでも引き続き使用できる。ただし、同時にインストールできるパソコンは2台までなので、古いパソコンのライセンスは非アクティブ化しておこう。また、月額900円で利用可能な法人向けの「Office 365 Business」に乗り換えてもよいだろう。こちらは1ユーザー当たり5台までインストールでき、Microsoft Teamsなどのツールも利用可能だ。

「PCプレインストール版」は、パソコンを譲渡された人でも引き続き利用できるが、買い替えたパソコンに移すことはできない
「プロダクトキーカード版」や「Office 365 Solo」は、古いパソコンにひも付いているライセンスをMicrosoftアカウントページから「非アクティブ化」しておこう

アドビ製品は、買い切り版の「Photoshop/Premiere Elements」などと、月額料金で利用する、サブスクリプション版の「Adobe Creative Cloud」に大別して考えよう。Elementsなどは、ライセンスを他人に引き継げるが、手順が少々複雑だ。

Creative Cloudは、パソコンを譲渡された人は利用できない。パソコンを譲る人は、事前に古いパソコンでログアウトしておこう。今からアドビ製品を利用する人は、Creative Cloudを契約するのがお勧めだ。移行が簡単で、常に最新バージョンを利用できる。

ライセンスを譲渡する場合は、譲渡元と譲渡先双方が、ライセンス譲渡フォームを記入して提出する必要がある
新しいパソコンでアドビライセンスを引き続き利用する場合は、旧パソコンから忘れずにログアウトする

■大切なデータは忘れずに移行する

古いパソコンを手放すに当たり、中のデータは忘れずに新しいパソコンへ移行しておこう。移行対象のデータは、頻繁に閲覧する写真や動画のほかに、IMEやID/パスワードなど多岐にわたるので参考にしてほしい。

パソコンを買い替える際に移行するべきデータをまとめた。バックアップを取得したら、古いパソコンを廃棄する前に、新しいパソコンに移行できるか確認しておこう

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