ホンダのPCXには世界初のハイブリッドシステムも

ホンダ PCX(写真は非ハイブリッドモデル)

大柄な車格と流麗なスタイリング、上質な走り、アイドリングストップの採用など、2010年に初代モデルが登場して以来、クラスを超えた商品力で多くのユーザーから支持されるモデル。125ccスクーター全体の性能が大きく向上するきっかけとなった。

現在販売されているモデルはその3代目にあたり、剛性の高いフレームにストローク量の大きいサスペンション、14インチの大径タイヤを組み合わせることで優れた走行性能と乗り心地を高次元で両立させている。フロントブレーキにはABSが装備されているほか、キーを所持しているだけでメインスイッチをオンにできるスマートキーも採用。シート下の収納スペースは28L(ハイブリッドは23L)とかなりの大容量だ。

またこの9月には量産二輪車としては世界初となるハイブリッドシステムを採用したタイプも追加される。これは新たにリチウムイオンバッテリーを搭載し、エンジンを始動させるスターターをアシストモーターとしても利用するいわゆるマイルドハイブリッド。燃費性能というより、中低速トルクをアップさせてスロットルレスポンスや加速性を向上させることを狙ったものだ。

PCX
サイズ:全長1925mm×全幅745mm×全高1105mm 
シート高:764mm 
タイヤサイズ:前100/80-14、後120/70-14 
燃料タンク容量:8.0L 
車両重量:130kg 
エンジン:124cc水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 
最高出力:9.0Kw(12PS)/8500rpm 
最大トルク:12Nm(1.2kgf・m)/5000rpm 
燃料消費率:50.7km/L(WMTCモード値 クラス1  1人乗車時) 
価格(税込み):34万2360円 

PCX ハイブリッド 
サイズ:全長1925mm×全幅745mm×全高1105mm 
シート高:764mm 
タイヤサイズ:前100/80-14、後120/70-14 
燃料タンク容量:8.0L 
車両重量:135kg 
エンジン:124cc水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 
最高出力:9.0Kw(12PS)/8500rpm(エンジン)、1.4Kw(1.9PS)/3000rpm(モーター) 
最大トルク:12Nm(1.2kgf・m)/5000rpm(エンジン)、4.3 Nm (0.44 kgf・m)/3000rpm(モーター) 
燃料消費率:51.9km/L(WMTCモード値 クラス1 1名乗車時) 
価格(税込み):43万2000円 
Webサイト:http://www.honda.co.jp/PCX/ 

プジョー・ジャンゴはネオクラシックなスタイルが魅力

プジョー「ジャンゴ125S ABS」

フランスのプジョーといえば自動車メーカーの印象が強いが、じつは二輪車メーカーとしても長い歴史を持っている。18年よりイタリアのスクーターブランド「アディバ」を輸入販売しているアディバがプジョーのスクーターを日本市場で本格展開する。

「ジャンゴ125S ABS」は50年代に販売された「プジョーS55」というモデルにインスパイアされたネオクラシックスタイルが魅力のモデル。

輸入スクーターとしては価格がリーズナブルだが、シート下にヘルメットを収納できるスペースを備えるほかスマートフォンの充電などが行える12Vソケット、ABSブレーキシステムなど装備が充実。

欧州メーカーのスクーターらしくシートの座面が大きく、高さもあるので、小柄な人や女性は一度試乗してみることをお勧めする。

サイズ:全長1925mm×全幅710mm×全高1190mm 
シート高:770mm 
タイヤサイズ:前120/70-12、後120/70-12 
燃料タンク容量:8.5L 
乾燥重量:129kg 
エンジン:124cc空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 
最高出力:7.5Kw(10.2PS)/8500rpm 
最大トルク:8.9Nm(0.9kgf・m)/7000rpm 
燃料消費率:N/A 
価格(税込み):38万1240円 
Webサイト:https://peugeotscooters.jp/django/

(ライター 佐藤旅宇)

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