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低糖質炊飯器・半分冷凍室の冷蔵庫…上期ヒット家電

日経トレンディ

2018/7/18

2018年上半期にヒットした白物家電
日経トレンディ

 2018年上半期は、大手家電メーカーではない、伏兵メーカーの既成概念を覆した新型家電が旋風を巻き起こした。今後のブレイク候補とともに紹介しよう。

■「炊くだけ」で健康食に

 伏兵ヒットの筆頭が、サンコーの「糖質カット炊飯器」。大手が「おいしさの追求」で競うなか、いつもの米をそのまま炊くだけで糖質を3割以上カットできる驚きの機能をうたい、SNSなどで話題が沸騰した。17年12月に先行予約が始まると注文が殺到。その後も1カ月半から2カ月待ちになるほどの人気ぶりで、受注台数は1万台を超えた。

「糖質カット炊飯器 (サンコー)」2層の釜で、糖質が含まれる重湯を排出する仕組み。実勢価格は、税込み2万9800円

■冷凍食品人気を受けて大化け!

 冷蔵庫にも「非大手メーカー」の驚きのヒットがある。ツインバード工業が17年10月に発売した「2ドア冷凍冷蔵庫 ハーフ&ハーフ」は、冷凍室の容量が冷蔵室と同じ常識外の設計。冷凍室は、200L以下クラスの小型冷蔵庫としては最大級となる73Lの容量を備える。「ファミリーだけでなく、単身世帯や2人世帯でも冷凍食品のニーズが高まっている」(ツインバード工業)ことから、200L以下の小型冷蔵庫に、大型冷蔵庫並みの冷凍室を備えた。狙いは見事に当たり、当初計画の1.5倍を受注している。

2ドア冷凍冷蔵庫 ハーフ&ハーフ(ツインバード工業)実勢価格は、税込み5万3780円

■「超自動化」で高額でも急伸

 一方、1分でも時短したい共働き家庭には、高くても最新機能が売れる。その象徴が、パナソニックの「ななめドラム洗濯乾燥機 NA─VX9800」。あらかじめ洗剤を入れておくだけで、後は衣類の量に合わせて自動で投入される。最上位モデルながら売り上げは前年下期比で1.7倍に達した。スマホアプリを使って外出先から運転予約などができるIoT機能も、実用度が高い。

ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9800(パナソニック)実勢価格は、税込み26万8920円
あらかじめ洗剤を入れておけば、洗濯量に合わせて自動で投入される

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