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カジュアル時計、スポーティーでも小型・繊細・薄型に Watch Special 2018(下)

2018/7/9

 腕時計は用いるシーンに応じて選びたい。これまで「ドレスウオッチ、小径に回帰 復刻、カラー文字盤も」「ビジネスウオッチ、名作を再解釈した復刻モデルが人気 」で、フォーマル、ビジネス、それぞれのシーンにふさわしいウオッチを取り上げてきた。今回はカジュアルシーン向けの時計を紹介しよう。

《Watch Special 2018》
(上)ドレスウオッチ、小径に回帰 復刻、カラー文字盤も
(中)ビジネスウオッチ、名作を再解釈した復刻モデルが人気




 腕時計については、ブラックタイが求められる真のフォーマルシーン以外は、明確な基準はなく基本的に何を身につけようと自由だ。なかでもカジュアルシーンには制限が全くない。このため、ここでの時計選びは自身のライフスタイルや趣味が大きく反映される。

 ただ、服装はカジュアル、すなわちスポーティーであることが想定されるので、できれば時計もスポーティーなモデルを選びたい。

 スポーツモデルというと武骨で大型とのイメージが強いが、近年は時計全体のトレンドにあわせるように、ケースの直径は小さく、厚さは薄くなってきた。さらに、技術の進化もあり、ケースの仕上げ加工がより繊細で美しくなっている。

 2018年はビンテージモデルを現代の技術で復刻させたものも多く、デザイン的にもバリエーションに富む。リゾート地などでカジュアルな服装に合わせるだけでなく、ジャケットなど、おしゃれなタウンウエアとともに着用しても十分にフィットするモデルが増えている。

 新作モデルのなかでも趣味性の高いもの、つまり見た目も含めて、特定の分野で特徴を際立たせた腕時計を紹介しよう。

◇   ◇   ◇

■クルマ

 まずはクルマ好きにはたまらないタグ・ホイヤー「モナコ」シリーズからの1本だ。「モナコ」は復刻の度に注目を集める人気シリーズで、今年は映画『栄光のル・マン』でスティーブ・マックイーンが着用して注目を集めたモデルが登場した。その「ホイヤー モナコ キャリバー11 クロノグラフ ガルフ エディション」は、同じ時代にサーキットを席巻したレーシングチームで、マックイーンが劇中、着けたことでも知られる「ガルフチーム」のカラーが施されている。

タグ・ホイヤー モナコ キャリバー11 クロノグラフ ガルフ エディション CAW211R.FC6401 ケース:スチール 直径39mm 100m防水 ムーブメント:自動巻き パワーリザーブ約40時間 価格:税別63万円 発売中

 ダイヤルカラー、角型ケース、左リュウズ、旧ロゴなど、オリジナルを忠実に再現したデザインは、ファン垂涎(すいぜん)の1本。ビンテージデザインのクロノグラフを手に入れたいなら、間違いなく最有力候補になるだろう。

ロジェ・デュブイ エクスカリバー アヴェンタドール S RDDBEX0686 ケース:Multi-layer carbon SMC carbon  直径45mm 5気圧防水 ムーブメント:自動巻き パワーリザーブ40時間 予価:税別2310万円 発売:2018年8月以降

 さらに、クルマの世界からインスパイアされたモデルに、ロジェ・デュブイ「エクスカリバー アヴェンタドール S 」がある。これは高級スポーツカーのランボルギーニとコラボレーションしたもの。ケース素材にランボルギーニの車体に使われている炭素繊維素材が使用されており、2つのテンプ(規則正しい回転運動で一定速度の振動を保つ部品)を同軸でつなげた「ダブルバランスホイール」のコンセプトから生まれたムーブメント(駆動装置)は、エンジンを思わせるデザインとなっているなど、クルマ好きにはたまらないつくりになっている。

《Watch Special 2018》
(上)ドレスウオッチ、小径に回帰 復刻、カラー文字盤も
(中)ビジネスウオッチ、名作を再解釈した復刻モデルが人気

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