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本日入荷 おいしい話

キーマカレー・回鍋肉… 大豆由来の肉で多彩な味わい

2018/6/22

ベジタリアンブッチャージャパン(東京都豊島区)が販売する「フェイクミート」の鶏肉タイプ。調理すると本物の鶏肉のような味わい

 大豆や野菜など植物が原料で、ベジタリアン(菜食主義者)でも食べられる「肉」の人気が高まっている。訪日旅行客の増加で需要が急増、カロリーを抑えられる健康食としても注目を集める。ブームを受けて市販の商品が充実し、提供する飲食店も増えている。果たしてどれほど本物の肉に近いのか。日ごろ、畜産業界を取材し、肉を食べ慣れている記者が実際に食べてみた。

 畜産業界の担当になって8カ月。記事を書くには「実際に食べてみないことには始まらない」との思いから、これまで国産品から輸入品まで様々な肉を食べてきた。確かに舌は肥えた気がするが、ついでに体も肥えてしまった。

 悩みを友人に打ち明けたところ、薦められたのが、大豆や野菜でできた「肉」。欧米では「フェイクミート」とも呼ばれるそうだ。カロリーを抑えられるにもかかわらず、技術が進歩したおかげで、最近では見た目や味も肉と変わらないような商品も増えているらしい。本当に肉の代わりに使えるなら、朗報だ。急いで調べてみることにした。

冷凍庫から取り出したフェイクミート鶏肉タイプ。大豆からできているとは思えない

 猛ダッシュで駆け付けたのは、フェイクミート輸入販売のベジタリアンブッチャージャパン(東京・豊島)。オランダで世界初のフェイクミート専門店をオープンしたベジタリアンブッチャーから2018年3月、輸入を始めた。特徴は「普段肉を食べている人にも違和感なく食べてもらえるところ」(村谷幸彦代表取締役)だ。独自の製法で、見た目だけでなく味や食感も肉に近づけているという。今回は鶏肉タイプを試食させてもらった。

■見た目も味も、本物そっくり

 「これがフェイクミートです」。村谷さんが冷凍庫から取り出したものを見ると、言われなければ、大豆が主原料とは思えない。油をひいたフライパンで炒(いた)めてローストして焦げ目をつけると、すっかり鶏肉だ。

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