話題のスニーカー通勤にはどんなモノが相応しいのだろうか? あくまでも仕事シーンであることを念頭に置いた上品さ優先の選び方が肝心だ。
通勤スニーカーで足取りも、気持ちも軽く
カジュアルな仕事着の足元を軽やかに見せる靴として注目されているスニーカー。一方、ビジネスシーンで履く靴は、革靴が大前提だ。よって、スニーカーであっても、単色のオールレザーを選ぶのが賢明だろう。お馴染みのスニーカーの名ブランドはもちろん、ジョンロブなどのドレス靴ブランドも、ここ数年、本格的な革靴を製作するかたわら、レザースニーカーに力を注いでいる。長年培った経験をもとに、クラシックの範疇を逸脱しない落ち着いた雰囲気を、高度な技術力を駆使してスニーカーにまとわせているのだ。
その一方で、コンバースやニューバランスといったスポーツ発の靴ブランドも、ロゴなどが目立たぬ、単色で上品なモデルを登場させている。足が疲れにくく、快適に通勤できるスニーカーが、仕事に向かう気持ちをポジティブに変えてくれるはずだ。
■J.M. WESTON/ジェイエムウエストンの649 スニーカー
紺×白のメリハリで爽やかな足元に
昨年夏に登場して以来、上質なカーフを使用したシンプルで上品な見た目が人気のモデルに新色が登場。白ソールとのコントラストが際立つ簡素なスタイルながらも、アッパーのダブルシームステッチがアクセントになる。 7万円(ジェイエムウエストン 青山店)