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引き出しの整理グッズ ブロック感覚でレイアウト自在

日経トレンディネット

2018/6/14

引き出しの中に文具の定位置を作る「かたづけマス」。一回切ると元に戻せないタイプではなく、試行錯誤を繰り返せるのが新しい
日経トレンディネット

 机の引き出しに入れたのに、使いたい文房具が見つからない。引き出しを整理するトレーなども使ってみたが、なかなかうまくいかず――そんな経験を持つ人は多いだろう。キングジムの「かたづけマス」は、使いたい文房具がすぐに見つかるレイアウトを自分で作りあげる、ブロック感覚の整理グッズだ。

■自分専用のツールボックス

 キングジムは事務用ファイル用品など書類整理関係の専門メーカーであり、整理整頓のためのアイテムはお手のもの。「かたづけマス」は、同社がこのところ次々と発売し続けている「オフィス環境改善用品」の一つとして発売されている製品だが、これがありそうでなかった製品で面白い。

キングジム「かたづけマス」(1980円)。このようなシート系の製品は通販がメインなので、小売店で買えるのは珍しい

 製品としてはとてもシンプル。オフィスのデスクに付いている引き出し、または袖机の一番上の段、少し薄い引き出しの中を整理するもの。使いたい文房具などに合わせて仕切りを作り、どこに何を入れるかが一目で分かる、自分専用のツールボックスにしてしまおうというものだ。

 構造もシンプルで、引き出しにポリエチレン製のマットを敷き、そのマットの四角い切り込みに付属のブロックを差し込むだけ。引き出しの中をスッキリとスタイリッシュに整理できる。イメージとしては、かつて流行した金属製のアタッシェケースを開けると、中の収納物ピッタリに切り抜かれたスポンジなどで保護された数々のツール類がある、というあれだ。

■パズルのように何度もやり直せる

 「ポリエチレンフォーム(ポリエチレン樹脂を発砲させた素材)にミシン目が入っていて、入れるものに合わせて、それを切り取るタイプの製品はいくつもありました。でも、それだと1回切ると元に戻せないし、失敗しそうで結局使えないという人もいたり――。汎用性が失われると思ったんです」と、キングジム商品開発部の山根涼氏。

 確かに、ポリエチレンフォームを切り取って使うタイプは、よほど何かの専用にすることを決めないと使えない。筆者も、結局切り取る勇気がなく使わなかったことがある。「かたづけマス」が魅力的なのは、何度もやり直せること。試行錯誤しながら、自分に最適な引き出しを作っていけるのだ。

 「自由にレイアウトできて、引き出しの中に愛用品の定位置が作れるような製品を開発しようと考えました。それで最初はレゴブロックのようなものも考えていたのですが、コスト面もあり、スポンジのような素材をブロックとして扱えないかと考えて、今の形になりました」と山根氏。

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