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人事に聞く

「月給」40万円のインターンも LINEの即戦力採用 LINE執行役員の落合紀貴氏

2018/6/6

「2018年には『エンジニアスクールコース』も新設しました。これはプログラミングのレベルがあと一歩足りない、という学生向けです。プログラミングはできても、開発の経験が浅い学生もいます。そういう学生にも活躍の場を提供したいという思いで始めました。週に1回、エンジニアリングの授業を受けてもらい、授業がない日にはオンラインで講師に質問できます」

■採用試験、挑戦何度でも

――エンジニアスクールコースは他のインターンと少し毛色が違いますね。

執行役員として人事を担当する落合紀貴氏。「採用人数の上限は決めていない」と話す

「これは、最近始めた選考方式『リチャレンジ制度』に関係しています。通年採用に近い考え方で、何度でも採用試験を受けられるようにしました。当社は、年間の採用人数の上限を決めておらず、期待するレベルに達していれば、何人でもほしいと考えています。学生は急速にレベルアップしますし、少し後押ししたら期待値に到達できそうな人もいます。一発勝負で『ご縁がありませんでした』といって終わらせるのでなく、スクールコースでサポ-トして意欲がある人材を採用したいのです」

――インターンは、採用にどう結びついていますか。

「17年度にインターンに参加したのは、当時の大学3年生を中心に164人でした。19年春に入社する予定の学生のうち9人はインターンを経験しています」

――営業や企画職ではどんな人材を求めていますか。

「自分の頭で考えて意見を言えることですね。サービスに携わる人だとインターネットが好きかどうかも大事です。我々の業界は、海外でどんなサービスが流行しているとか、競合する他社がどういうアプローチをしているか、知っておく必要があります。それに影響を受け、自分でサービスをつくってみることも、いくらでもできるからです。仕事だからと思ってやっている人と、好きでやっている人の情報量は全然違ってくるんです」

――面接ではどんなことを聞きますか。

「自分のスマホにどんなアプリを入れているか、最近いいと思ったサービスは何か、といった質問をします。どんなことに興味があるのかを見ています。あとは誰に言われるまでもなく情報収集したという自発的な動きがあるか。サークルでもバイトでも何でもいいのですが、学生時代に一番熱中したことについて聞きます」

「成長への意欲は高いのに何がしたいか、何ができるかわからないという人も多いですから、当社への志望動機はあまり聞きません。もっと根源的にやりたいことが何かを聞き出し、それと当社で実現できることが合っているかいないかを見極めたいと思っています。ですから面接中に『こんな会社も選択肢に入るんじゃないか』と話すこともあるくらいです」

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