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ホンダ・ジェイド 5人乗り追加で再出発の成否は?

日経トレンディネット

2018/6/11

マイナーチェンジ版のホンダ「ジェイド」(メーカー希望小売価格は税込み239万8680~308万8800円)。写真はハイブリッド版「RS」(写真:大音安弘、以下同)
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ホンダは2018年5月18日、セダン並みに全高が低いミニバン「ジェイド」をマイナーチェンジして発売した。

2015年2月に発売されたジェイドは6人乗り3列シートタイプだけで、2列目シートのスライド機構がもたらす広い空間がウリだった。2014年5月に生産を終了したミニバン「ストリーム」の事実上の後継モデルとして、乗り替え需要が期待されていた。ただスライドドアを持たない低全高ミニバンは一時は人気が高かったが、ジェイドが登場したときにはすでに市場そのものが縮小傾向にあった。しかも、ハイブリッド仕様のみでエントリー価格が272万円と高かったこともあり、発売当初から販売は苦戦。2015年5月にスポーティーなターボエンジン搭載車「RS」を追加したものの、大きなテコ入れにはつながらなかった。

ジェイドには「RSのスポーティーなスタイリングが良い」「低重心で走りが良い」「車内が静か」「3列目があると便利だ」など評価する声がある一方で、「2列目シートが 2人乗車では不便」「3列目が狭いので、実質4人乗り感覚」「クルマの印象が薄い、知らな い」「価格が高い」などの不満が寄せられていた。今回、こうした市場の声に応える形で、大幅に改良することになったという。

■3列目シートをなくした5人乗り仕様車を追加

具体的な変更点を見ていこう。

驚いたのは2列シートのモデルを追加したことだ。5人乗り2列シート車を、ガソリン車に新設定された新エントリーグレードの「G」、ガソリン車とハイブリッド車の「RS」に採用したのだ。3人が乗れる2列シート後席の足元スペースは広く、シートも厚くクッション性が高い。よって長距離移動が快適だという。またラゲッジスペースは440Lを確保している。

なお従来同様の3列シート車も上級仕様の「X」として継続。ハイブリッドに加えてガソリン車も設定した。

「ジェイド RS」。5人乗り仕様の後席は、足元が広くシートのクッション性が高い

スタイリングも変更されており、RSはライトやグリルなどフロントマスクのデザインを変更し、従来型より1インチアップとなる18インチの新デザインアルミホイールを採用。標準仕様車のXとGもフロントグリルを変更し、顔立ちがシャープになった。さらにRSとXには、ブラックルーフ仕様を設定するなど、カラーデザインも見直されている。

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