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女性管理職が語る

積み重ねた日々、「上手になったね」で成長の喜び実感 ECC取締役 塚田訓子氏

2018/5/31

塚田訓子・ECC取締役

管理職として活躍する女性が仕事やプライベート、働き方への思いを自らつづるコラム「女性管理職が語る」。11人の女性管理職が交代で執筆します。今回は、英会話スクールを運営するECC取締役の塚田訓子氏です。

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4月には多くの若者が新社会人としての生活をスタートさせたことと思います。学生時代は最も長い小学校でも6年間ですが、社会人は何十年も続きます。焦らず、慌てず、一歩ずつ前に進んでもらいたいと思います。

この時期には自分が新入社員だった頃のことをよく思い出します。今は上司や先輩に迷惑をかけながら育ててもらっていたことがよくわかります。同期の仲間と励まし合ったり、愚痴を言い合ったりもしたものです。その中で少しずつできることが増え、何かを任されるようになって今があるのだと思います。

以前、いろいろ手伝ってもらったり、教えてもらったりした人にお礼をしたいと思いました。そう伝えると、「お礼はいらない。その代りに次はあなたが後輩を手伝ったり教えたりしてあげて」と言われました。それ以来、過去の上司や先輩にお返しができるように、後輩や部下を手伝ったり、教えたりするように心がけています。

仕事は常にうまくいくわけではありません。むしろうまくいかなかったり、失敗したりした時の方が学ぶことは多くあります。私は長く営業部署にいましたが、管理部署のやり方に不満があり、上司に伝えました。

上司は私の話を聞いた後、「評論家はいらない。具体的な改善提案をしなさい。そうでなければあなたがその部署に行きますか?」と言いました。たぶん上司は私が言っているような問題はある程度わかっていたのだと思います。

同じ組織の中で批判だけしていても前進しません。その後、すぐ改善を提案したという話だと格好良いのですが、実際には長い間、何もできませんでした。ただ、問題があると思った時は解決・改善策を考え、必要な場合は提案や申請をするようにしました。ついつい目の前の仕事に追われがちですが、問題意識を持って考えることが業務の質を上げ、効率化や成果につながると思います。

「仕事を通じて成長したい」というフレーズを新卒採用などでよく耳にします。それではどういう時に自分は成長したと感じるのでしょうか。

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