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カラフル包丁・傷つかない食器…プロも欲しい料理道具

日経トレンディネット

2018/6/7

業務用厨房用品メーカー、カンダのHACCP用の包丁「TOカラー包丁」(3500~1万円)
日経トレンディネット

 合羽橋の老舗料理道具店飯田屋6代目、飯田結太氏がイマドキの料理道具を徹底比較。今回は、東京ビッグサイトで開催された、ホテルや旅館、給食、フードサービスなど食のプロ向けの商品展示会「HCJ2018」で見つけた注目の調理道具を紹介する。

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 こんにちは、飯田結太です。食のプロ向けの商品展示会「HCJ2018」に行ってきました。展示会の総来場者数は6万1191人と、2017年よりも4000人以上増加して大盛況。これは、インバウンド(訪日外国人)需要の増加に加え、東京五輪に向けてフードサービス業界が活気づいているから。今回はそんな会場で見つけた注目の商品を紹介します。

東京ビッグサイトで開催された「HCJ2018」
合羽橋の料理道具専門店飯田屋6代目、飯田結太氏

 会場で多く見かけたのは、インバウンドを意識した調理道具や便利グッズでした。例えば、海外からの観光客に人気の高い、刃に波模様がついた高額なダマスカス包丁。それがなんとカトラリー(食卓用)のナイフとして登場していました。

刃に波模様がついた藤次郎の高級ダマスカスカトラリーセット

■衛生面重視の傾向を反映した包丁

 今回展示会で驚いたのが、包丁がカラフルになっていることでした。和包丁といえば木の柄で、刃にブランド名が彫ってある渋いデザインのものが一般的。なぜカラフルな包丁が出ているのかというと、食材によって包丁を使い分けるニーズが高まっており、その背景には「危険度分析による衛生管理(HACCP=ハサップ)」があります。

 HACCPは、米国で始まった食品衛生管理の手法の一つです。現在では世界中で導入が進んでいて、日本でもよく聞くようになりました。食品の製造や出荷の工程のなかで、微生物や異物混入が起きないようにあらかじめ予測・分析して被害を未然に防ぐ方法で、厚生労働省をはじめ、業界団体や地域で認証制度があるんです。HACCP認証を取っていれば、信用度も高まるということです。

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