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100均充電ケーブルのお得さ検証 純正品より高速?

日経トレンディ

2018/6/3

100均のスマートフォン用充電ケーブル
日経トレンディ

100円均一ショップ(100均)の売り場を見渡して、特に安さが際立つのはデジタルグッズだ。例えばiPhoneを充電するライトニングケーブルの純正品は2100円(税別、以下同)するが、100均にも充電ケーブルはある。100円ケーブルは、品質面で代替品となり得るのか。

■検証 100均ケーブルの電圧、電流を計測

ダイソー、セリア、キャンドゥのiPhone用ケーブルを集めて充電速度をテストしたところ、驚くべき結果が出た。5本中4本が純正ケーブルよりも高速で充電できたのだ。

バッテリー残量が20%まで減ったスマホに各ケーブルをつなぎ30分間の充電でどこまで増えるのか、ケーブルの電圧、電流の値(高いほど高速)も実測した。テストでは急速充電規格のクイックチャージ対応したUSB充電器を使用した

純正との違いは大半が充電専用で、iTunesなどデータの転送はできない点。また、100均のケーブルは片面にしか端子がなく、純正品のようにどちら向きでも差せるわけではない。

またこれらは、アップルの公式な認証「MFi」を取得していない。自分のiPhoneでは充電できない、という事態もあり得る。こうしたリスクを理解したうえでなら、基本的な性能は十分。家と会社、持ち歩き用、計3つ買っても300円とコスパは抜群だ。

なお純正に劣ったのがセリアとキャンドゥのリールタイプ。収納性重視で細いケーブルを使うことがあるため、速度にも影響したようだ。リールタイプなら200円だがダイソーが選択肢だ。

一方、アンドロイド端末用のケーブルはどうか。100均のマイクロUSBケーブルを、アマゾンで売れ筋の1000円程度の品と比べると、こちらも100均のケーブルが同等の充電性能で大健闘した。線が細いキャンドゥのリールタイプ以外はどれも同レベル。70cmと長めのダイソーは狙い目だ。

Android端末用は、急速充電規格「クイックチャージ」(3.6~12V、1.5~3A 最大18W)への対応が決め手に。キャンドゥのリールタイプ以外は、電圧が9V弱まで上がり、30分間で60%以上にバッテリー残量が回復

iPhone、アンドロイドともに、純正品や高額品に劣らない商品が続出したが、最強の一本だったのがiPhoneでベストだったキャンドゥの50センチのケーブルだ。片面がiPhone用、もう片面がアンドロイド用の兼用タイプで利便性が高い。人気商品のため欠品になることが多く、見つけたら即買いしたい一品といえる。

(注)上記の結果は、あくまでも編集部でのテストによるもの。商品の組み合わせや環境などによって変わる可能性がある。

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