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校庭で木登りも満喫 東大卒ピアニストのフェリス時代 ジャズピアニスト・中島さち子氏が語る(上)

2018/4/23

ジャズピアニスト・中島さち子氏

 日本の女子教育の草分け的存在で、全国有数の進学校、私立フェリス女学院中学高校(横浜市)。卒業生の一人に、東京大学出身のジャズピアニスト、中島さち子氏(38)がいる。中島氏はフェリス在学中、国際数学オリンピックで日本人女子初の金メダルを獲得し、現在も数学・音楽教育者としても活躍中。そんな二刀流の原点は、「伸び伸びと育ててくれたフェリスの教育方針にある」と語る。(次回「数学・音楽二刀流、フェリスに原点 東大卒ピアニスト」)

 遊びも勉強にも夢中だった。

 小さい頃は、砂場で何時間も同じことを繰り返して遊んだり、2時間ずっと川を眺めていたりと、のんびりした子供だったようです。同時に、みんなと遊ぶのも好きで、小学1、2年のころは、よく男の子と駆け回っていました。

 勉強も遊びと同じように大好きで、学校の先生に自らお願いしてドリルをもらってきては、家で解いたりしていました。たぶん、親が勉強しろと全然言わなかったので、逆に勉強に対する飢餓感のようなものがあったのだと思います。

 勉強が好きといっても、テストのためだけの勉強はあまり楽しいとは思えず、もっと世界を広く深く知りたいという気持ちがモチベーションになっていました。ですから、問題を速く正確に解くことよりも、1つの難問をうんうんと唸りながら時間をかけて解くような勉強が好きでした。

 そんな性格だったので塾も苦手でした。塾に登録はしたのですが、結局、親に月謝を払ってもらいながら、ほとんど塾に行かずテストだけ受けていました。唯一、社会の授業だけは歴史の裏話が聞けて面白かったので、時々出ていました。

 小学校がとても楽しかったので、そのまま公立の中学に行きたいという思いもあり、中学受験するかどうか迷いました。ただ、フェリス女学院だけは心ひかれました。

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