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創業100周年のシチズン、スイス時計見本市で存在感 誤差年1秒のムーブメントを開発 米ディズニーと提携も

2018/3/23

シチズングループの展示空間「タイムシアター」

創業100年を迎えたシチズン時計がスイスで開催中の世界最大級の時計・宝飾品見本市「バーゼルワールド」で気を吐いている。見本市にあわせて、同社として過去最高の精度となる年間誤差1秒以内を実現したクオーツ式ムーブメント(駆動装置)を発表。初日の22日には、米ウォルト・ディズニーのテーマパークで同社が公式時計に採用されたと発表した。

超高精度ムーブメントを搭載したシチズン時計のコンセプトモデル

シチズンは1918年に「尚工舎時計研究所」として創業。24年に「シチズン」の名を冠した懐中時計を発売、現在はスイスの「フレデリック・コンスタント」などのブランドを傘下に持つ世界的な時計メーカーに成長した。

新たに開発したのは独自の光発電技術「エコ・ドライブ」で駆動するムーブメント「キャリバー(Cal.)0100」。電波塔や人工衛星が発信する時刻情報を使わず、内部の機構だけで正確な時を刻む。水晶振動子の形状を工夫するなどして極めて高い精度を実現した。同社は「現時点で究極の精度」としている。

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