LINEデータのお引っ越し スマホ交換で失敗しないスマホを替える前に知っておきたいLINE移行術(上)

 新しいスマホでLINEのアカウントを引き継ぐ場合、SMSが使える電話番号を入力し、その番号にSMSで届いた4桁の認証番号を入力しなくてはいけない。SMSが使えないデータ通信用SIMだと認証番号が受け取れなくなる。

 「スマホを機種変更する際にデータ専用SIMを選ぶケースがありますが、なかにはSMSが受け取れないデータ専用SIMもあります。その場合、ほかにSMSを受信できるスマホや携帯電話があれば、その電話番号を登録し、SMSが届くようにしておいてください。それがLINEを使うスマホとは別の端末でも問題ありません」(小俣さん)

 ただし、その電話番号がすでに別のLINEに登録されている場合、この操作を行うと、そのLINEアカウントは使えなくなる。

 手元にSMSが届く電話を持っていない場合はFacebookアカウントを使えば本人確認を行うことができる。SMSが届く電話がなくFacebookアカウントもない場合は、アカウントの引き継ぎはできない。

トーク履歴を復元しても写真や動画は戻らない

 動画や写真は、一定期間が過ぎるとトーク履歴から削除されてしまう。トーク画面にサムネイル画像が表示されているからといって、元画像が残っているわけではないのだ。そのため、スマホを替えてトーク履歴を復元しても写真や動画は戻らない。

動画や写真は、一定期間が過ぎるとトーク履歴から削除されるので、大切な写真は「アルバム」、動画は「Keep」に保存しておく必要がある

 大事な写真は、その都度「アルバム」に、動画は「Keep」に保存しておく。そうすれば、新しいスマホで以前のアカウントを引き継いだ後、「アルバム」や「Keep」を開けば、保存していた写真や動画が表示される。

LINEスタンプが引き継がれていないときは?

 引き継ぎのあと、LINEのトーク画面を開いても、購入したスタンプは表示されない。ダウンロードしたスタンプを使うには、改めてダウンロードし直す必要がある。持っているスタンプをすべてダウンロードするには、LINE画面左下の「友だち」から「歯車」アイコンをタップし、「スタンプ」をタップ。「マイスタンプ」を開き、「すべてダウンロード」をタップすればいい。

「マイスタンプ」画面の「すべてダウンロード」をタップすると、所有しているスタンプがすべてダウンロードされ、トーク画面で使えるようになる

LINEコイン残高がゼロになるケース

 LINEで使用できるポイントや電子マネーには「LINEポイント」「LINEコイン」「LINE Pay」がある。

 「LINEポイント」とは、ショップや量販店で発行される「ポイント」のようなもので、LINEアプリ内のキャンペーンでもらったり、LINE Payカードで買い物をしたときについてきたりする。ポイントがたまると、商品に交換したり、公式オンラインショップで「LINEスタンプ」や「LINE着せ替え」を購入したりすることができる。

 「LINEコイン」とは、LINEで使えるお金のこと。iTunesやGoogle Playを使ってチャージする。「LINEスタンプ」や「LINE着せ替え」などのLINE内有料コンテンツを購入するときに必要になる。

 「LINE Pay」とは、LINE友達に送金したり、オンラインショップや実店舗での支払いに使う電子マネーだ。

 「LINEポイント」と「LINE Pay」はアカウントを引き継げば、新しいスマホに移行できる。問題はLINEコイン。LINEコインは、OSごとに独立して保存されている。そのためiPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneというように、機種変更によってOSが変わると、以前の残高は引き継がれないのだ(ただし再び元のOSに戻るとLINEコインの残高も復活する)。LINEポイントとLINE PayはOSが変わっても引き継がれる。

 次回はiOSとAndroid、それぞれの引き継ぎの仕方を流れに沿って説明する。

LINEキャラクターが廊下などに点在しているLINE本社にて
スマホを替える前に知っておきたいLINE移行術
LINEデータのお引っ越し スマホ交換で失敗しない
LINEのお引っ越し 4ステップで確実、履歴も復活

(文 井上真花=マイカ、写真 渡辺慎一郎=スタジオ・キャスパー)

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