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楽天が「かけ放題」終了 放置すると思わぬ高額請求も

日経トレンディネット

2018/3/28

「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」サービス終了の告知画面

格安な料金で人気のMVNO(仮想移動体通信業者)、なかでも「楽天モバイル」は140万回線を突破するなどとりわけ人気が高い。その理由の一つが、大手携帯電話会社と同様の通話定額サービス「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」(以下「楽天でんわ かけ放題」)を提供していること。通話重視のMVNOユーザーにとって貴重な選択肢だった。ところが、このサービスは2018年3月末で終了する。ユーザーはどうすべきなのか探ってみた。

■終了するとどうなる?

最初に、楽天が提供する通話料割引サービスについて確認しておこう。

楽天では、契約手続きをすれば通信会社を問わず誰でも利用できる通話料割引サービス「楽天でんわ」をグループ会社の楽天コミュニケーションズを通じて提供している。その他、楽天モバイル向けのオリジナルオプションとして、楽天でんわかけ放題と、各通話最初の5分間だけが無料になる「楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイル」(以下「楽天でんわ5分かけ放題」)がある。今回、終了するのは楽天でんわ かけ放題だけで、楽天でんわ5分かけ放題は継続して提供される。

楽天モバイルで利用できる通話料割引サービスの一覧

楽天でんわ かけ放題を契約していて、3月末のサービス終了までに何も手続きをしなかった場合は、2018年4月1日から従量制の楽天でんわに自動的に契約が切り替わる。

従量制の契約では30秒当たり10円の通話料がかかるので、1時間分の通話料金は1200円。もし、従量制の楽天でんわで1カ月の合計通話時間が1時間59分を超えた場合は、通話料金が楽天でんわ かけ放題の月額料金2380円を上回ることになる。楽天でんわ かけ放題の終了を知らずに長電話をしてしまうと、思わぬ金額を請求されてしまうことになる。

■代わりになるサービスはある?

では、楽天でんわ かけ放題の代わりになるサービスはないのか。楽天モバイルを使い続ける場合、他社の格安SIMに乗り換える場合、大手携帯電話会社に乗り換える場合の3パターンで考えてみよう。

●引き続き楽天モバイルを使い続ける

楽天モバイルを使い続けるなら、楽天でんわ5分かけ放題に契約を切り替えるのが有効だ。2018年3月31日までに手続きをすれば、翌4月1日から楽天でんわ5分かけ放題が利用できる。

利用料金は楽天でんわ かけ放題と比べて毎月1530円安くなるが、通話料が無料になるのは各通話最初の5分間のみ。5分を超えた通話時間の合計が毎月1時間16分30秒を上回ると、楽天でんわ かけ放題を契約していたときよりもコストは増える。

1回の通話時間が5分以内で済むことが多い人や、楽天モバイルから他の通信会社に乗り換えたくない人は、この方法を選ぶといいだろう。

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