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家事は「シェア」することで夫婦が幸せになれる

日経DUAL

2018/3/15

「家事シェア」と「家事分担」、違いは何でしょうか。(写真:関口達朗)
日経DUAL

 ママ一人に育児、家事の負担がかかってしまう“ワンオペ”解消に向けて、様々なリソースと連携したマルチオペレーション型育児へのシフトが必要です。家族内の連携の基盤となる夫婦間の「家事シェア」について、NPO法人tadaima! 代表理事の三木智有さんに伺います。聞き手はパートナーシップ&ペアレンティングアドバイザーの林田香織さんです。

◇  ◇  ◇

林田香織(以下、林田) 三木さんは、私が理事を務めるNPO法人ファザーリング・ジャパンの賛助会員でもいらっしゃいますね。最近ではイベントや企業の両立支援セミナーでもご一緒しています。まずは、自己紹介をお願いします。

「日本で唯一の家事シェア研究家」、三木智有さん(写真:関口達朗)

三木智有さん(以下、敬称略) NPO法人tadaima!の代表理事の三木智有です。日本で唯一の「家事シェア研究家」を名乗っております。『10年後20年後も「ただいま!」と帰りたくなる家庭へ』をスローガンに、家族の家事シェアや、子育て家庭のための“モヨウ替えコンサルティング”などを行っています。家族は、妻と3歳の娘の3人家族。妻も産休・育休の取得や仕事と家庭の両立を支援するNPO法人を運営しており、“NPO夫婦”でもあります。

林田 まずは「日本唯一の家事シェア研究家」について教えてもらえますか? 「家事シェア」とは、「家事分担」と何か違うのでしょうか?

三木 「シェア」という言葉には「共有」というニュアンスがありますよね。家事を誰か一人の仕事ではなく、「家族事」として捉えていこうという意味合いを「シェア」という言葉に込めています。また、家事・育児を単なる家庭内の仕事の分担と捉えるのではなく、家事・育児を通して家族の在り方や関わり方を考えるような、ノウハウよりも「人」というソフト面にフォーカスしたいという思いもあります。「家事シェア」は家族が幸せになるための一つのツールと考えてもらいたいですね。

林田 「分担」ではなく、「シェア」として発信することで、受け取る側にはどんな意識の違いが生まれるのでしょうか?

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