仕事シーンでの装いが自由になり、この春、コットンスーツが注目されている。ビジネス対応なら、まずは渋色で落ち着きを演出したい。通勤&休日に着回せる汎用性が魅力だ。
「春の装い改革はコットンスーツで軽快に」
装いを通して、トータルで働き方改革に取り組む企業が出始めている。その流れを受けて、従来はカジュアルと見なされてきたコットンスーツがこの春、注目を浴びている。
「軽快でありながら洒落っ気を放つコットンスーツは、季節感を大事にするイタリアでは古くからビジネスマンの間で愛用されてきた伝統素材」
春も間近な今だからこそ、来るべき季節に備えてスーツに新顔を加えて、装い方の改革を始めてみたい。そこで、ビジネスシーンに相応しいコットンスーツをエル.アイ.エス 営業 田原克規さんに訊いた。
「仕事メインなら紺が基本でしょう。いつもよりも少し浅め、ちょっと渋さを感じさせるニュアンスのネイビーにすることで、落ち着きや上品さを感じさせることができます。薄くても芯地入りのモノは形崩れもしにくく、きちんと見えるので最適です」
■これからの仕事スタイル
白×茶で築く清潔感と軽快さ
クリーンな白シャツに白場のあるストライプタイで春らしい軽快さを演出する。コットンの風合いに合わせて茶靴もスエードに。ローファーなら足元も軽快に見える。
■スニーカー通勤も
ワントーンに白の軽快さを加える
カジュアルフライデーなど、寛いだ装いが許される日にブルー系のグラデーションから始めると自然に綿スーツを導入できる。白スニーカーがスポーティでアクティブな印象だ。
■休日にも