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ビジネス英語・今日の一場面

Please do so.は「超」上から! 部下にも使わないで デイビッド・セイン「間違えやすい英語」(9)so

2018/3/8

「言葉の使い方を間違えて相手に誤解されてしまった。そんな体験はどなたにもあると思います。日本人向けの英語教育で豊富な経験を持つデイビッド・セインさんが、日本人が間違えやすい英語の使い方を解説します。今回は、so の使い方。よく使われる単語ですが、意外な落とし穴があります。

◇  ◇  ◇

勉強するときはいつも完全を目指す。しかし会話をするときは通じることを目指す。これが英会話には必要なポイントです。相手を前にして英語を話すときは、完璧な英語でなくても構いません。間違いがあってもいいのです。フレンドリーに笑顔で話せば、不完全さは補われます。間違いを恐れず英語を話しましょう。そして勉強するときは完全を目指しましょう。

大切なクライアントが急に事務所に来ることになりました。スタッフは大慌てです。小耳にはさんだジョージは早速同僚のたかしに連絡。たかしは書類を揃えたりと大忙しのようです。そこでジョージは会議室を準備しようと思いつきます。「会議室の準備をしようか?」。ジョージのセリフは天の助け。「ああ、お願いします」とたかしは即答したのですが。

それはこんな会話でした。

George: Mr. Richards will be here soon.
Takashi: Oh, that's right.
George: Would you like me to get the meeting room ready?
Takashi: Please do so.
George: Huh? You do it yourself!

日本語に訳してみると、こうなります

ジョージ:リチャード氏がまもなく来るんだね。
たかし:そうなんだよ。
ジョージ:会議室の準備をしようか?
たかし:やれよ。
ジョージ:はあ? じゃあ、自分でやれよ!

Please do so. 「そうしてください」に問題がある、と言われてもなかなかピンと来ないかもしれません。命令文にPlease をつけても決して丁寧にはならない場合もあります。たかしは丁寧に「ぜひお願いします」のつもりで言ったのですが、Please do so. はGo ahead. の意味。Go ahead. には「お先にどうぞ」などの意味もありますが「やれよ」という意味の上から目線の命令にもなります。それもイライラしてるときに使われるフレーズです。Please do so.は、たとえ上司から部下へのひと言でも使わない方がよいでしょう。

では、どう言えばよかったのでしょうか?

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