エンタメ!

エンタウオッチング

動画配信、オリジナル作続々 テレビや映画とも連動

2018/3/12 日本経済新聞 夕刊

 映像作品の楽しみ方が大きく変化している。オンライン動画配信サービスの台頭が著しいからだ。2011年にHulu、15年にはAmazonプライム・ビデオが日本でサービスを開始。最近のサービスの要となっている各社のオリジナルコンテンツ作品を探った。

『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』 松本人志発案による、お笑い芸人の密室笑わせ合いバトル。シーズン4まで続き、Amazonのキラーコンテンツとなっている

 明石家さんま、ダウンタウンの松本人志、安室奈美恵。この3人の共通点は、動画配信サービスのテレビCMに出演していること。明石家さんまはNetflix。松本人志はAmazonプライム・ビデオ。安室奈美恵は密着ドキュメンタリーの発表の場としてHuluを選び、テレビCMにも登場した。

 ジャニーズ事務所も、GYAO!でKinKi Kidのスペシャル動画を配信し、Netflixのオリジナルドラマ『炎の転校生 REBORN』ではジャニーズWESTが主演した。

 コンテンツはこの1~2年で大きな変化を遂げた。当初、各サービスが力を入れたのは、人気の高い海外ドラマなどアーカイブ作品だった。だが海外ドラマの人気作『ウォーキング・デッド』が多くのサービスで見られるようになるなど、アーカイブだけでは差別化が難しくなった。

■日本オリジナルの作品に力を入れる

 そこで各社が力を入れたのが、オリジナルコンテンツの制作だ。世界展開するNetflix、Amazon、Huluは、特に米国で早くからオリジナルコンテンツを制作してきた。それでも「日本の視聴傾向は特殊」と複数の配信サービスは声をそろえる。Netflixは「日本ではローカル作品の人気が高い。利用者獲得にはオリジナルコンテンツが重要」と話す。

 大きな話題を集めたのはバラエティー。記憶に新しいのは、17年11月に配信されたAbemaTVの『72時間ホンネテレビ』で、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾らが生出演し視聴数は7400万超えとなった。

『オオカミくんには騙されない』 AbemaTVの恋愛リアリティー番組で女子高生と同世代男子が恋に落ちるまでを追う

 Amazonで独占配信されたダウンタウンの松本人志と浜田雅功がそれぞれ出演する作品も注目を集めた。松本発案による『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』は16年11月からの配信。浜田は17年10月からスタートの『戦闘車』に出演した。

 若者の獲得を狙った恋愛リアリティーの制作も活発だ。Netflixはフジテレビと組み『テラスハウス』や『あいのり』の新作を配信し好評。AbemaTVでは、女子高生と同世代男子の恋を追う『オオカミくんには騙されない』が10代に人気だ。

エンタメ!新着記事

ALL CHANNEL