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週末は家めしクッキング

週末レシピ フランス風しょっぱいケーキで冷蔵庫一掃

2018/1/21

 つい先日お正月だったような気もするのだが、あっという間に1月も終わり、早々と今年も2カ月目に突入しようとしている。

 しかし、我が家の冷蔵庫・冷凍庫の中には、いまだに「栗きんとん」や「黒豆」などの「ザ・お正月料理」をはじめ、正月に使いきらなくてとりあえず冷凍しておいた野菜や肉の数々が眠っている。

 自分が特別ずぼらなだけかもしれないが、きっと全国には私のように「とりあえず余ったから冷凍しておこう」という人もいるのではなかろうか。しかし、せっかく買った材料だ。賞味期限が切れたり、冷凍庫で霜が降りたりしてしまう前に、すっきりと使いきろうではないか。

冷蔵庫や冷凍庫の中には半端ものがたくさん

 野菜や肉、魚などの材料が少しずつ余ってしまった時の強い味方が、今回ご紹介する「ケーク・サレ」だ。2010年ごろに、一大ブームとまではいかないがスマッシュヒットしたおかげで、おしゃれなカフェやカジュアルなフレンチレストラン、フランス菓子屋、デパ地下総菜でメニュー化されたりもしているので、喫食経験のある方もそれなりにいるだろう。

 また、食べたことはなくても、メディアで結構取り上げられたり、某大手レシピサイトにも多数レシピが掲載されたりしているので、まったく知らないというよりは、「なんとなく聞いたことがある」という人も多いメニューではないかと思われる。

 では一体、「ケーク・サレ」とはなんなのだろうか? ちょっと細かく見てみよう。

ケークサレはフランスのおふくろの味

「ケーク・サレ」はフランスの家庭料理で、冷蔵庫の中に残った余りものやありあわせの材料をチーズと小麦粉と合わせて焼くケーキのことだ。

 フランス語で「ケーク」と言うと、普通はパウンドケーキ型を使って焼いたバターケーキのことを指すのだが、これはチーズの塩気が効いているので「サレ」=「しょっぱい」という名前がついている。一方、甘いパウンドケーキは「ケーク・シュクレ(砂糖)」と呼んで区別される。さらに「ケーク・サレ」の油脂にはバターではなくオイルが使われるのが一般的で、そのため、パウンドケーキよりも、よりしっとりとしたものが多い。

 長々と書いてしまったが、つまるところ「ケーク・サレ」とは、家庭のあまりものを使って作られる、いわゆるフランスのおふくろの味であり、家庭によってレシピも味わいも千差万別な、非常に自由な料理なのである。

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