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金運呼ぶ「春財布」 2018年のイチ推しはこれだ! 大手百貨店に聞きました

2018/1/2

 新春に財布を新調する「春財布」。「春」が「張る」に通じることから、お札がいっばい詰まり財布が膨らみ、金運に恵まれる――として縁起がいいとされる。験を担いで年初に財布を買い替えようというビジネスマンも少なくないだろう。都内の大手百貨店に2018年新春のイチ推し財布を聞いた。




■伊勢丹 100年以上続く専門メーカーの長財布

 伊勢丹新宿本店(東京・新宿)が推すのは1906年から3代続く紳士物小物専門メーカー、博庵(東京・台東)が手がける「MAISON de HIROAN(メゾン ド ヒロアン)」の牛革製長財布(税込み3万5640円)。セールスポイントはマチの部分が約1センチと超薄型な点だ。背広の内ポケットに入れておいても邪魔にならない。

 薄い革同士を貼り付けると、糊(のり)目が出たり、乾燥後に波打ちが出てしまったりするというが、「皮革製品の最高の贅沢といわれる技法『ベタ貼り』を駆使。非常に薄く、洗練された仕上がりを実現した」(同店)という。

「MAISON de HIROAN」の長財布(3万5640円)。サイズは縦約9センチ、横19センチ。超薄型が特徴

■西武 なめし×漆塗り 黒桟革の長財布

 西武池袋本店(東京・豊島)には男性用の財布やベルトを集めた、いわば「革小物ストリート」が約15メートルにわたって続いている。そこでイチ推しなのが、「なめし」と「漆塗り」の技を融合した「黒桟革(くろざんがわ)」を使った長財布(35640円)だ。黒毛和牛の革を兵庫県姫路市の革なめし職人が伝統的技法でていねいに仕上げた。

 革に型押しし、さらにその凸部分に漆を幾層にも手作業で塗り重ねて仕上げることで、「小さな黒ダイヤをちりばめたような表情を楽しめる」(紳士雑貨担当の柳幸史郎さん)。海外ブランドにこだわらず、ストーリー性のある「メイド・イン・ジャパン」が年配のお客に好まれているという。

「黒桟革」を使った長財布(35640円)。革に型押しし、漆を幾層にも塗り重ねた

■松屋 100種類の革から選べるオーダー財布

 世界にひとつだけの「マイウォレット」がほしい――という声に応えるのが松屋銀座(東京・中央)。東京・十条の革工芸職人、井戸崇史氏が手がける「READY OR ORDER(レディー・オア・オーダー)」のパターンオーダー財布を注文できる。

 財布の型は12種類、革は100種類、糸は90種類などから組み合わせて選択できる価格は革の種類によって3万2400~7万1280円。3年前から扱っている独自の商品だが人気が高まってきており「注文から完成まで1カ月半ほど」(同店)という。

「READY OR ORDER」のオーダー財布は12種類の型、100種類の革、90種類の糸などを組み合わせて選択できる。3万2400~7万1280円
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