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書店員がおすすめ 年末年始に読むべきビジネス書7冊

2017/12/22

青山ブックセンター本店の益子陽介さんおすすめの2冊

ビジネス街の書店をめぐりながら、その時々のその街の売れ筋本をウオッチしていくシリーズ。今回はいつもと趣向を変えて、定点観測している書店のビジネス書担当者に年末年始に読んでおきたいビジネス・経済書を選んでもらった。2017年刊行の本を対象にしたため、主に今年の売れ筋本が並ぶことになったが、読み逃していた本がないかチェックして、まとまった休みを利用した読書の参考にしてほしい。

■2人が推す『最高の睡眠』

八重洲ブックセンター本店副店長の木内恒人さんのおすすめは『スタンフォード式 最高の睡眠』と『カルロス・ゴーンの経営論』

今回は4人の書店員におすすめを依頼した。そのうち2人がそろって押したのが、西野精治『スタンフォード式 最高の睡眠』(サンマーク出版)だった。八重洲ブックセンター本店副店長の木内恒人さんは「今年は仕事以前のコンディションづくりに注目した本が相次いで出版され、ちょっとしたブームになった。その流れを象徴する本」と話す。リブロ汐留シオサイト店店長の三浦健さんも同じ見方でおすすめの1冊に選んだ。仕事も生活も忙しい現代のビジネスパーソンに向け、その忙しさと折り合いをつけつつ睡眠負債を解消する方法を提唱した内容で、「睡眠負債」というキーワードの広がりとともに、大きな読者を獲得した。年が改まるタイミングで読むのにちょうどいいかもしれない。

木内さんがあげたもう1冊は、太田正孝・池上重輔編著『カルロス・ゴーンの経営論』(監修・公益財団法人日産財団、日本経済新聞出版社)。日産自動車の変革を主導したゴーン氏が講師役を務めた日産財団主催の「逆風下の変革リーダーシップ養成講座」を書籍化した本だ。「コストカッターで冷たい人と思っていたゴーン氏に人間味を感じた。あのゴーン氏でも迷うんだと思ったし、意外な発見が多かった」と木内さん。「『最大の壁は自分自身』など、実のある教えも多い。部課長クラスの人にすすめたい」と話す。講座に参加したミドルリーダーからの質問に答えながら語った内容を採録しているため、ゴーン氏の肉声に触れた気がするところがこの本の魅力だ。

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