サクッと完了 仕事納めにパソコン&スマホ掃除

1年間使い続けたパソコンをきれいにして、今年の仕事を終わりたい。そんな人のために、簡単にできるクリーニング法を専門家に聞いた=PIXTA
1年間使い続けたパソコンをきれいにして、今年の仕事を終わりたい。そんな人のために、簡単にできるクリーニング法を専門家に聞いた=PIXTA

仕事納めの日、デスク周りを片付けたら、最後に1年間お世話になったパソコンやスマートフォン(スマホ)もきれいにしておこう。家電量販店で実際にパソコンの修理やクリーニングを請け負っているプロ、ビックカメラ新宿西口店のサービス・サポートカウンター エリアの渡辺和也マネージャーに、パソコンやスマホを短時間かつ手軽に掃除するためのポイントについて教えてもらった。

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掃除の前に、これだけ用意しておこう

まずは掃除に使うモノから説明します。今回使うのは4点。自宅や職場にあるというケースも多いのではないでしょうか。手元にない場合も、家電量販店や100円ショップなどで簡単に手に入ります。

●液晶用クリーナー●エアダスターまたはブロワー●メガネクリーナー●付箋紙

左から、液晶用クリーナー、ブロワー、メガネクリーナー、付箋紙

これらを使ってパソコンを掃除します。掃除する場所は以下の4つです。

●通気口●キーボード●液晶ディスプレー●マウス

特に順番は決まっていないので、どこから始めてもかまいませんが、掃除を始める前に電源を切っておくことは忘れずに。電源をつけたままだと、パソコンが誤作動してしまう危険性があります。

掃除をするときは通気口を必ずきれいに

今回は通気口の掃除から始めます。

冬はそうでもありませんが、夏になるとパソコンの熱暴走トラブル(フリーズしたり急に電源が落ちたりするなどパソコンの動作が不安定になること)が増えます。原因はいろいろありますが、通気口にたまったホコリが排熱を妨げて、パソコン内部の温度が上がるのも原因の一つ。夏に限らず、パソコンを掃除するときは必ずきれいにするようにしましょう。

パソコンには必ず通気口がありますが、通気口の場所はパソコンによって違います。今回、掃除するパソコンの場合は、底面とヒンジ部に通気口があります。

通気口の場所はパソコンによって異なるので、あらかじめチェックしておこう

通気口についたホコリは、風を吹き付けて飛ばしていきます。この場合、ノズルから気体を吹き出すエアダスターや、風船の中の空気を手の力で押し出すブロワーを使います。

エアダスターを使う場合、風の勢いが強いため周辺一帯にホコリが飛び散らないように注意が必要。使用するときは、少し距離をおき、風の勢いを調整しながら作業してください。調整が難しい場合は、エアダスターではなくブロワーを使うことをおすすめします。ブロワーであれば、手元で勢いを調整できます。もしブロワーを持っていなくて新しく購入するなら、できるだけ大きなブロワーを買うのがお勧め。小さいと、何度も空気を押し出さなくてはいけないので手が疲れます。

エアダスターを使うときは、距離をおいて風の勢いを調整(写真上)。ブロワーなら近くから使っても大丈夫。ホコリが見えなくなるまで、繰り返し吹きかける

キーボード掃除は液晶用クリーナーで

次に、キーボードを掃除します。キーボードを掃除する目的は2つ。1つは、見た目をきれいにするため。もう1つは、キーボードの接触不良を防ぐためです。

まず、キーボードの隙間に入り込んでいるホコリをとります。隙間は掃除しにくいので、エアダスターやブロアーを使って風で吹き飛ばしましょう。

次に、液晶用クリーナーを使ってキーを拭きます。このとき、複数のキーをまとめてグリグリこするのではなく、キーを1つずつ、円を描くようにていねいに拭いてください。

キーを1つずつ、円を描くようにていねいに拭いていく

アルコールティッシュ(ウエットティッシュ)でキーボードを拭く人がいますが、お薦めしません。基本的に、パソコンのような電子機器を扱う際、あまり湿っているものを使うのは好ましくないからです。代わりにお薦めするのが、市販されている液晶用クリーナー。触って比べてみると、液晶用クリーナーのほうが、あまり湿っていないことがわかるはず。

渡辺さんがキーボードなどの掃除に勧めるのが液晶用クリーナー。パッケージに「液晶用」と明記されている

液晶用クリーナーで拭いた後は、メガネクリーナーでから拭きします。このとき、ティッシュを使う人がいますが、キーボードの表面を傷つけてしまうことになりかねません。表面が柔らかいメガネクリーナーを使って、そっと拭いていってください。

メガネクリーナーでから拭き。このときも1つずつていねいに

キーボードがきれいになったら、次は、キーボードの接触不良を防ぐための掃除を始めます。キーボードの隙間には、お菓子のカスなど様々なゴミが入り込んでいる場合があります。このゴミをそのままにしておくと、キーボード脇の切り込みから内部に入り込み、接触不良の原因となる危険性があります。そうならないためには、こまめに掃除するか、キーボードカバーをつけて保護しておきましょう。

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