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女性管理職が語る

「女性初」意識せず やりきる気持ち、常に全う 東京海上日動火災保険常務執行役員 柴崎博子氏

2017/12/21

柴崎博子・東京海上日動火災保険常務執行役員

管理職として活躍する女性が仕事やプライベート、働き方への思いを自らつづるコラム「女性管理職が語る」を連載します。第1回は、東京海上日動火災保険で九州エリアの営業を統括する柴崎博子常務執行役員です。

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「質・量表裏一体」。この言葉は私自身の基軸としている言葉です。

「社員一人ひとりが仕事・業務の品質を向上させ成長すればおのずと結果につながる」という意味で使っています。今の立場や役割を日々遂行できているのは、この言葉を愚直に実践してきたからだと思います。

私は男女雇用機会均等法が施行された1988年に総合職に転換しました。その直後に本店・営業推進部に異動になりました。着任時に上司から「女性による代理店をつくり、育成することがミッション」と言い渡されました。女性代理店が主に販売するのは年金保険や介護費用保険です。

当初は悩みました。全国を回るうちに互いに研さんができる仲間や組織の必要性を感じたのと、女性代理店さんとの対話で得たヒントをもとに女性代理店の会をつくりました。この会に参加するには一定の営業成績をあげる必要があり、代理店の女性たちの士気が上がりました。

広い視野で物事を見ること、仕組みづくりの大切さ、「できないではなく、どうしたらできるのか」と考え抜く習慣が身に付きました。

99年には立川支社(東京都立川市)に異動しました。営業の第一線に立つのはこれが初めてでした。赴任した支社は当時、成績が伸び悩んでいました。私は筆頭支社長代理として、早く結果を出さなければと焦っていました。悪戦苦闘の日々でしたが、ある時、目の前がパーッと明るくなる瞬間が訪れたのです。

それは「営業とは、お客様のお役に立つ存在となり、共に課題を解決すること」と気づいたときです。誰かに諭されたわけではありません。営業という未知の不安から逃げずに、幾つもの壁に真正面からぶつかる中で、気づいたのです。

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