宴会で「つい飲み過ぎる」 一番多いのはどの世代?
この記事では、今知っておきたい健康や医療の知識をQ&A形式で紹介します。ぜひ、今日からのセルフケアにお役立てください。
(1)30代
(2)40代
(3)50代
(4)60代
(5)70代
正解は、(1)30代 です。
30代は6割が飲み過ぎ?
味の素がまとめた「宴会・飲み会に関する実態調査」(調査期間:2015年12月15日~17日)によると、宴会・飲み会で「つい飲み過ぎてしまう」と回答した割合は、30代が60.0%、40代が54.0%、50代が44.0%、60代が38.0%でした。
飲み会後の体調変化、「ある」は意外にも…
また、年に1回以上、宴会・飲み会でお酒を飲む30~70代の男女500人に、宴会・飲み会の終了後または翌朝の体調の変化について聞いたところ、「変化がある」と答えたのは30代の70.0%が最も多く、40代は56.0%、50代は51.0%、60代は40.0%、70代は17.0%と、年代が高くなるほど減少するという結果になりました。30~60代は飲み過ぎから起こる体調の変化を感じる一方、70代は「つい飲み過ぎてしまう」が35.0%だったのに対し、「宴会・飲み会後の体調に変化がある」は17.0%と半数にとどまりました。
脱水になりやすいと思うかとの質問に対しては、「なりやすい」と答えたのは30代で23.0%なのに対し、70代は10.0%でした。
「脱水」の自覚なくても、飲み会後は水分補給を
脱水になりにくいと答えた70代に、そう答えた理由を尋ねたところ、「のどが乾かない」「脱水症状になったことがない」などの経験や自覚に基づいて答えた人の割合が55.2%だったのに対し、「水分補給をしている」といった対策を講じていることを理由に挙げたのは32.8%でした。
こうした結果は、70代の元気な姿が浮き彫りにしています。一方で、65歳以上は一般的に脱水になりやすい傾向があるため、自覚がなくても脱水症状になっていることがあるから、この調査では宴会・飲み会などの後は意識して水分をとるよう呼びかけています。
(日経Gooday編集部)
[日経Gooday2017年12月11日付記事を再構成]
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