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九州 味めぐり

全国50島の味 隠れ家風の空間で堪能 「離島キッチン」福岡店

日本経済新聞西部夕刊

2017/12/14

 壱岐、隠岐、奄美大島――。主食からデザート、飲み物まで全国約50島の離島料理が海を渡らずに堪能できる。島で調理を行う料理も一部あり、食材はもちろん味付けも島の料理を再現している。

 福岡・天神の国体通りから歩いて10分ほどの路地裏。瓦屋根の門をくぐると古民家風の建物が見えてくる。街のにぎわいからは離れた隠れ家のような空間が広がる。

イラスト・広野司

 メニューは日替わりで10種類ほどの料理が食べられるランチプレートの島御膳(1800円)が人気だ。ぎっしり中身が詰まった「八丈島 ムロアジメンチカツ」、甘辛い味付けで豚肉ともやしがよく合う「対馬 とんちゃん焼き」なども注文が多いという。

 飲み物でも島の味を追求。つまようじにも使われる落葉樹クロモジを使った「隠岐島 ふくぎ茶」は一口飲むと香ばしい風味が口中に広がる。島特産の焼酎や日本酒も豊富に取りそろえている。

 全国で4店舗を展開し、福岡は2店舗目。店内では離島関連の書籍やポスターを貼るなど情報発信としての役割も果たしている。福岡店の松本隆宏マネージャー(39)は「料理を通じて、島の魅力を伝えたい」と力を込める。

 鹿児島県の硫黄島の祭りで使われる仮面「メンドン」を飾るなど内装でも離島気分を味わえる。忙しい大人の息抜きにはぴったりだ。

(藤田翔)

 〈りとうきっちん ふくおかてん〉福岡市中央区今泉2の1の75の1電話092・406・4151

食べ歩きが大好きな地元在住のライターや日経記者が見つけた九州・沖縄のとっておきの味を紹介します。

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