ゆったり感や上品さで選ぶ 「10年愛せる」アウター洒落者たちのお気に入り

MEN’S EX

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コート、ジャケットなど一番外側に着るアウターには、長く着られる1着をぜひとも持ちたい。毎年流行が変わっても、ワードローブの「一軍」として変わらず生き続けるアウターとはどんなものか? ウェルドレッサー(着こなし上手)が長く愛用し続ける上着を拝見しつつ、「10年愛せる」理由を探った。




10年アウターは「普遍の完成度」

【10年愛用】 スティレラティーノのチェスターコート

西口周平さん/1977年生まれ。ヴィンテージMIXなスタイルに世界からファンが多く、インスタフォロワーは6万人超え。クラシックアウターを多く所有。

ビームスF ディレクター 西口周平さん
「10年ほど前に初めてピッティに行ったとき、中村(ビームス クリエイティブ ディレクター 中村達也氏)が着ているのを見て、『なんてカッコいいんだ!』と憧れて買ったのがこのコートです。それから毎年、冬には必ず登板し続けています。スーツやVゾーンなど、中の服の合わせがトレンドに応じて変わっても違和感なく着られて、冠婚葬祭でも恥ずかしくない。それは、クラシックで普遍的な形があってこそだと思います。ダイナミックなパターンの存在感と、吸い付くような着心地も、このアウターにしかない完成度。だから消耗品ではなく、私のワードローブにこれからもずっと生き続けるんです」


10年アウターは「モノの品格」がある

【13年愛用】 グローバーオールのダッフルコート

ソリマチアキラさん/1966年生まれ。雑誌や広告のイラスト作品を主に手掛ける。トラディショナルなアイテムを愛し、ウェルドレッサーとしても知られる。

イラストレーター ソリマチアキラさん
「13年前ほどに本格的なダッフルが欲しくなり、キャメルの色みやトグルの麻縄が、英国軍がかつて着用していた際のダッフルのイメージと近い、こちらの『モンティ』を購入しました。トレンドにより形が変わるものより、モノとして完成されていたり、誠実にアイテムの基本の形を守っていたりするものに惹かれます。そういう服は時を経ても古臭くなく、モノとしての品格を常に感じさせてくれます。長年愛用したくなるのはやはりそういったもの。いつ着ても普遍的なかっこよさを備えていて、今の着こなしと合わせてもうまく上品に収まってくれますね」

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