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欧米でヒットの兆し? 小さな家、変な乗り物…

日経トレンディ

2017/11/8

日経トレンディ

ユニークなスタートアップから老舗企業の挑戦まで、海外でも新しい商品やサービスが生まれている。まもなく日本に上陸し私たちの暮らしを変えるかもしれない、米国、欧州各国のトレンドを追った。

■小さな家でシンプルな生活を

タイニーハウス

高額のローンを抱えてあくせく働くより、小さな家に住み、浮いたお金で自由な生活を楽しみたい―。新たな豊かさを求めるライフスタイルが、米国で支持を集めている。9~37m2(平方メートル)の家は、その名も「タイニーハウス」。以前からある概念だが、多くの自治体では法律に明記がなかった。近年の人気を受け、オレゴン州やワシントン州などで法整備する動きが出てきている。

専門の業者も次々登場し、小さなスペースを有効活用できる家の開発が進む。収納可能なダイニングテーブルや、壁面を倒して造るテラスなど、工夫が満載だ。タイニーハウス専門業者の一つ、ニューフロンティアは、米国の多くのメディアで取り上げられており、1日40~50人の購入希望者から問い合わせがあるという。小さくとも豊かな暮らしができるタイニーハウスは、日本でも受け入れられそうだ。

■高品質な商品を低価格で提供

ブランドレス日用品

そんなシンプルライフのムーブメントは、日用品にも起きている。品質が良ければ、大手メーカーの品である必要はないと考える人々が注目しているのが、「ブランドレス」というECサイトだ。ブランドレスは、米国シリコンバレーの2人の起業家が、社会貢献できる営利事業を模索し、17年7月にスタートしたサービス。物流や店舗運営、卸に払うマージンなどを排除するぶん、品質に配慮した日用品をすべて3ドル(約340円)で提供している。低価格ながら、食品は全商品、保存料や甘味料は不使用。半数以上がオーガニック商品だ。化粧品も全商品、400以上の有害物質を排除するなど、彼らが納得した商品のみが並んでいる。

■駅から会社までキックボードでスイスイ

シェアキックボード

予約も支払いもスマホで完了。空き状況も確認できる

一方、欧州では、環境に配慮した移動手段がますます増えている。パリをはじめとするフランスの都市でじわじわと人気を集めるのが、シェアサイクルならぬ「シェアキックボード」。このサービスを開始したKnotの創業者によると、「ある友人が娘と一緒にキックボードを買ったところ思いのほか便利で、街なかでも借りることができたらいいのに、と話していたのが発案のきっかけ」という。

大学のキャンパス内や、駅から会社の間など、1km未満の移動を想定しており、現在パリのオフィス街に10、郊外の都市サン・ドニに10のスポットが設置されている。利用方法は、スマホのアプリでアカウントを開設するだけ。1分ごとに課金するシステムで、2時間では1ユーロ(約133円)、10時間は5ユーロ、50時間は10ユーロで利用できる。今後はドイツをはじめとした欧州、米国での展開を予定しているという。「いずれは日本でも」と意気込む。

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