秋だ、栗だ、モンブラン10選だ 茶は洋風、黄は和風

NIKKEIプラス1

6位 仏蘭西菓子店レニエ「中津川モンブラン」 425ポイント
サクサク土台に生クリーム(名古屋市)

和栗の名産地、岐阜県中津川市の栗を中心に和栗を使用。たっぷりの生クリームを和栗ペーストが覆う。通販用の商品では、土台は卵白やアーモンドから作るサクサクの焼き菓子「シュクセ」にホワイトチョコをコーティング。土台と生クリームの間にスポンジ生地を入れ、シュクセのサクサク感を損なわない工夫を加えた。「しっかり焼き色がついた土台で味の対比が出ている」(平岩さん)

(1)3000円(2)4個(3)http://www.regnie.jp/WebShop/

7位 フランス菓子工房ラ・ファミーユ「和栗と和三盆のモンブラン」 420ポイント
華やかな見た目 パーティーに◎(高松市)

アーモンド、ピスタチオ、和栗で飾ったリース状のモンブラン。柔らかなスポンジで生クリームと刻んだ和栗を挟み、上から「和栗の味わいがしっかり感じられる」(平岩さん)愛媛産の栗クリームを搾った。和三盆を使った「口溶けの優しい甘さのスポンジに濃厚な味わいのクリームが調和している」(猫井登さん)。華やかな見た目が「パーティーに喜ばれそう」(下園さん)。

(1)4320円(2)1個(直径18センチ)(3)http://www.la-famille.co.jp/

8位 エスプリ・ドゥ・パリ「究極のモンブラン」 385ポイント
どこを食べても栗!栗!(東京都武蔵野市)

丸ごと1粒載った渋皮付の甘露煮は熊本産。フランス産栗のババロアを、和栗を使ったマロンクリームで覆う2層構造は「味のコントラストが楽しい」(隈部さん)。栗を裏ごしして焼いた土台は「甘さ控えめで、濃厚な栗きんとんのよう」(平岩さん)。シロップ漬けにした天津甘栗をアクセントに加えた。「どこを食べても栗!栗!栗!」(下井さん)。

(1)1470円(2)2個(3)http://esprit1990.shop14.makeshop.jp/

9位 銀座ル・ブラン「ごほうびモンブラン」 380ポイント
マロングラッセに大満足(東京都中央区)

タルト、カスタードと生クリームを合わせたクリーム、モンブランクリームの3層構造。モンブランクリームはフランス産栗のペーストとクリームを蜂蜜、バター、生クリームと煮込み、ラム酒で風味付け。タルト生地にはアーモンドクリームとマロングラッセが入り「満足感が高い」(隈部さん)。「濃厚な三重奏にノックアウト」(猫井さん)。上部の栗は1個140円で追加できる。

(1)3800円(2)1個(直径15センチ)(3)https://www.rakuten.co.jp/leblanc/

10位 クリオロ「モンブラン」 360ポイント
ラム酒香る 大人の味(東京都板橋区)

土台は厚めのスポンジで、独特な表面が特徴。「デザイン、仕上げがすばらしい。素材の組み立てや味のバランスがいい」(吉田菊次郎さん)

風味があるイタリア産の栗を使い、中心部にはホイップクリームとマロンのムース、ディロンラム酒のクリーム。「洋酒が香り、マロンクリームを引き立てている」(糸田さん)。21日から予約開始。店頭ではメレンゲ土台のものを販売。

(1)2300円(2)4個(3)http://www.ecolecriollo.co.jp/

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ランキングの見方 数字は選者の評価を点数化。店名(所在地)「商品名」。(1)税込み価格(送料別)(2)個数(3)販売サイト。写真は瀬口蔵弘撮影。スタイリング・西崎弥沙

調査の方法 専門家への取材を基に、取り寄せ可能な商品を22品選出。12人の選者が名前を伏せて試食し、味のバランス、栗の風味、見た目の美しさ、取り寄せてでも食べたいか、などの観点で1~10位まで順位をつけてもらい、編集部で集計した。選者は以下の通り(敬称略、五十音順)。

糸田麻里子(フードエディター)▽隈部美千代(菓子教室講師)▽郡司麻美(富沢商店 製菓製パン技術・レシピ開発担当)▽里井真由美(フードジャーナリスト)▽下井美奈子(スイーツコーディネーター)▽下園昌江(お菓子研究家)▽瀬戸理恵子(フードエディター)▽中沢章子(野菜ソムリエプロ)▽猫井登(お菓子の歴史研究家)▽平岩理緒(「幸せのケーキ共和国」主宰)▽村山なおこ(菓子コーディネーター)▽吉田菊次郎(ブールミッシュ代表取締役社長)

[NIKKEIプラス1 2017年10月21日付]

〈訂正〉10月22日5:40に公開した「秋だ、栗だ、モンブラン10選だ 茶は洋風、黄は和風」の記事中、「隈部美代子」とあったのは「隈部美千代」の誤りでした。本文は訂正済みです。